みなさん、こんにちは!ちんあなご先輩です!
今日は俺が初めて女の子と付き合って、デートでダメダメな接し方をしてしまった経験談という名の黒歴史を恥ずかしげもなく書き綴っていこうと思います!!
女の子に全然耐性がない当時の自分をお楽しみください。(笑)
陰キャ野郎が初彼女と付き合ったのはいつ?
それは中学の卒業式だった。
いや、厳密に言えばその後なのだが話をする際にわかりやすく盛り上がりやすいので、卒業式の日ということにしておこう。
同じクラスに仲のいい子がいて、当時はLINEなどなくメールでやり取りをすることが多く、頻繁に連絡を取り合っていた。
しかも当時の俺は携帯電話なる神器を持っていなかったので、Gmailのアドレスを作成してiPodTouchで連絡を取っていた。
ちなみに当時、iPodTouchをはじめとする画面をタッチして扱うデバイスはとても珍しく、時代の先端を走っている気分に浸っていた。
話が少し脱線してしまったが、俺はこのiPodTouchを使って彼女に告白をしたのだ。
おそらく時代の最先端を走っているこのデバイスを使えばいける気がしていたのだろう。
今の自分には到底理解しがたい考え方である。
つまり何が言いたいかというと、直接会って告白をする勇気もない男だということだ。
告白の結果はどうだったかというと、すんなりとOKだった。
俺はいけると思った時にしか動かない人間なので、勝機があって告白をしたのだが、この時はめちゃめちゃテンションが上がったことを鮮明に覚えている。
人生初めての彼女。
恋人とはどういうものなのかよく分からなかったが、男の本能なのだろうか?
朝起きると枕元にプレゼントが置いてあることに気づいた時の喜びとは全く異なる類の喜びを全身で感じた。
「俺は大人の階段を一歩登ったんだ......」
そんなことを考えながら俺はリビングに降りていき、「卒業は人を大きくしてくれるね」と。
それだけを言い残し、再び部屋に戻って眠りについた。
陰キャが初彼女と初デートをした話
二人が付き合ってから、2週間ほど時間が経ち初めてのデートの日になった。
初めてのデートは生田斗真と吉高由里子主演の「僕等がいた」という青春映画を見に行った。
デートにはもってこいの作品だった。
しかも主題歌はあのMr.Childrenが歌ってるではないか!!
「女の子の心に刺さる歌声をありがとう!!」
ボーカルの桜井さんに心から感謝した。
そして俺たちは映画を見終わると、多くの学生が溜まっているフードコートへとやってきた。
そこで映画の感想を語り合いながら、昼食にしたのだ。
映画デートというのはとても良い。
当時の俺はかなりの口下手で、何を話せば良いのか分からず、必死にコミュ力について検索していたような男だった。
そんな俺に取って、映画デートというのは内容の感想を語り合うだけでたくさんの時間を稼げる。
幸い、物事の感想やレビューをするのは得意な方だったのだ。
だが昼食を食べ終えてしまうのと同じくらいに、そんな俺の特技も使えなくなるほどに語りつくしてしまった。
俺はとても焦った。
付き合うまでは普通に喋れていたはずなのに、恋人という名前に変わっただけでこんなにも会話する内容が出てこないものなのかと。
一度体制を立て直すために俺はトイレへと駆け込んだ。
そして、こんなこともあろうかと事前に調べていた「デート必勝法」や「恋人との会話術」といったサイトのページをiPodTouchにスクショして保存してあったのだ。
これらを大きい方と思われないくらいのギリギリの時間で読み込み、いざ戦場へと歩みだした。
極意その1 彼女が疲れていないか確認してあげる
俺はすぐに実践した。
俺「足疲れてない??ちょっと休もうか?」
彼女「ううん、平気」
さっきまでフードコートでご飯を食べて休憩していたのだ。当然の返答である。
しかも今このセリフを振り返ってみると、ただの怪しい誘いだ。
初めての実践は失敗に終わった。
極意その2 デートが楽しいことを伝える
自分がデートを楽しんでいるということを相手に伝えることで、相手の気持ちを上げるというものだ。
俺「今日、すごい楽しいわ。一緒に来れてよかった」
彼女「私も。映画もすごくよかったね」
なかなかの好感触である。
この時ばかりは極意が書いてあったサイトにめちゃめちゃ感謝した。
調子に乗った俺は5分くらい経った後に、
俺「こんなに楽しいのは初めてや!思い出になるね」
彼女「そ、そうだね!(笑)」
俺(あれ??さっきまでの好感触はどこへ行った?)
それもそのはずである。
この時、ただエスカレーターでフロアを移動していただけなのだ。
会話が止まってしまい、不安になってしまったがゆえに発してしまった言葉なのだ。
極意その3 会話が苦手なら、一緒にいて安心すると言え!
2度の失敗で俺はとても焦っていた。
俺(このデートを楽しいと思ってもらえてなかったらどうしよう......。)
焦りで頭の中は真っ白になり、よそ見をしていて大学生くらいの男に肩がぶつかり、キレられる始末。
このままだとまずい!と思い、この極意を思い出した俺は
俺「〇〇といると、安心するよ。」
あたかも安心しているから会話をしなくても平気だと言わんばかりの発言だった。
彼女「う、うん」
彼女も少し引き気味だった。
完全に極意の使い方を間違っている俺だった。
極意その4 強引にしない、彼女の意見を聞く
こうなったら態度や対応で取り返そうと思い、この極意を実践することにした。
俺「2階と3階どっちのフロアに行く?」
彼女「んーーー、2階に行こっか」
彼女の意見を汲み取ることがベストだと考え、全てを委ねることにした。
俺「本屋さんと雑貨屋さんどっち行く?」
彼女「俺くんはどっちに行きたいの?」
俺「〇〇が行きたい方に合わせるよ!!」
彼女「......雑貨屋さんかな?」
俺「よし、行こっか!」
リードという言葉のかけらのない振る舞いである。
こんな感じでその日のデートが終わった。
いや、もうデートをする日は来なかった......。
陰キャが初彼女とのデートでした優しさの勘違い
何をするにも相手の顔色を伺って、自分からは何も行動することができなかった。
できたことといえば、映画のチケットをネット予約してあげたくらいだ。
(ネットの知識だけに頼り切った男だったのだ)
もちろんこの彼女とは手も繋いだこともない。
手を繋いだら嫌がるのではないかという考えの結果である。
こうして俺の初彼女との短い青春は幕を閉じたのだ。
別れてから会っていないので、今頃何をしてるかさっぱり知らない。
女の子は優しい男の人が好きだというが、その「優しさ」を勘違いしてはいけない。
みんながみんな同じわけではないが、彼女たちの言う「優しい男」とは、自分の思い通りに行動させてくれるような男の人を指すわけでは無いということは、はっきりと言える。
これが初めての彼女から学んだ教訓だ。
俺はこの経験を活かして、次へと歩みだしたのだ。
陰キャが最後に初デートのことで言いたいこと
最後まで読んでいただいた方、拙い文章でしたがありがとうございます。
実際にあったことを全部書こうとすると、どうしても長くなって見にくくなるので難しいですね。
初めての恋人ができたときは、みなさんそれぞれの失敗があったと思います。
よければコメントで教えてください。
まだ、恋人ができたことがない人は......頑張れ!!
俺以上の失敗はなかなかないと思うから、ちんあなご先輩よりはマシだと思って頑張ってくれ!
それでは!
学生も多く利用しており、業界最大手のアプリなので安心。
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