【大学受験】浪人したら第一志望を手に入れたけど彼女を失った話。

みなさん、こんにちは。

ちんあなご先輩です。

 

今日は俺が浪人していた頃の話をしたいと思います。

自分のことを知らない人のために軽く自己紹介しておきますね。

現役時にセンター試験はそこそこうまくいき、第一志望の国立大学はA判定が出ていたのにも関わらず緊張と腹痛もあって、二次試験で大ゴケしてしまい落ちてしまうという偉業を成し遂げる。

なおE判定だった友達は合格した模様

 

滑り止めで合格していた私立大学に止むを得ず、進学することになる。

この時は浪人など絶対にしたくなかったので。(ユニバの年パスも買ってやった。)

 

しかしなぜか半年後の夏に浪人することを決意。

理由は「第一志望は譲れない精神」と通っていた私立大学の雰囲気が合わなかったため。

 

そしてそこから宅浪を実行し、見事第一志望の大学に合格する。

 

これが俺の簡単な自己紹介ですね。

それではここから今回の本題に移ります。

 

浪人の始まり〜

俺は当時、私立大学に通いながら塾講師をするいたって普通の大学生だった。

だが上で話した通り、ある日浪人することを決意した。

 

思いついたらすぐ実行が俺の人生の方針なので、家に帰るや否や、親にそのことを伝える。

母親はやりたいようにやればいいとすぐ承諾してくれた。

 

問題は父親だ

私立大学の入学金や高い授業料をここまで払ってくれているのに、いきなり息子がこんなことを言い出すわけだから簡単に了承してくれるわけがない。

俺は受験プランと予備校には行かず宅浪することで最低限の費用で合格するという趣旨を全力でプレゼンした。

もちろん小さな言い争いにはなった。

 

その結果、父親の承諾も得ることができた。

 

最後に愛犬のトイプードル『ココちゃん』にも「半年間応援してくれよ!」と言い、俺の浪人生活がスタートした。

 

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彼女に報告

当時の俺には付き合って2年の彼女がいた。

彼女は高校の同級生で、同じ部活に所属していた。

 

そんな彼女との二年記念日に俺たちは「ワールドビュッフェ」というバイキング形式のレストランに来ていた。

今思えば、俺はなんて日に報告してるんだと思う。

 

そして、食事も終わり二年記念日のために用意したプレゼント(あまりお金がなく高価なものではない)を渡し、「少し大事な話がある。」と彼女に告げた。

 

俺、この夏から浪人することに決めた。だから、これまでみたいに頻繁に会えない。」

 

すると、彼女は目を点にしてしばらく動かなかった。

これは振られてしまうのか?と思っていたが、しばらくして、

わかった!会えなくなるのは寂しいけど、頑張ってね!

彼女は俺の浪人を受け入れてくれた。

 

だが、ちょうど夏休みに入るところだったこともあり、彼女は俺と頻繁に会えるようにバイトのシフトをかなり削っていたので、「もっと早く言ってよ!」と怒られてしまった。

 

最後の旅行

彼女とは前々からディズニーにいきたいねと話しており、ホテルの手配や夜行バスの予約などほとんどのことをしてくれていた。

そして、9月の初めに俺たちはディズニーへ旅行に行った。

冬は受験の追い込みシーズンなのでこれを機にしばらく会うことを控えるという約束をしていたのだ。

 

俺たちはディズニーランドとシーを二日間最高に楽しみ、お互いに恋人とのディズニーデートは初めてだったこともあり、生涯忘れることのない時間を過ごした。

 

そして、帰りの電車の中で受験が終わったらいきたいところや思い出話をして解散した。

 

俺は絶対に合格することを決意した

 

すれ違う二人

俺は塾講師のバイトも9月で辞め、本気で勉強に取り組んでいた。

とは言っても朝早くに起きて夜遅くまで部屋に缶詰状態で勉強していた訳ではなく、割とマイペースに1日6、7時間を目安に勉強していた。

こんな記事もあります【成功体験】宅浪生はどうやって勉強すればいいのか?何を準備すればいいのか?

 

同じように宅浪している友達がいたので、そいつとカラオケに行って気分をリフレッシュさせたことも何度かある。

(そいつは春の時点から浪人をしていた。)

 

だが、俺は不器用な男だ。

何かに取り組むときはそのことにしか集中できないのだ。

 

次第に彼女のことをおざなりにし始めてしまった。

具体的なことを言うと、LINEの返事を1日に1回ほどしかしなくなった。

 

また、彼女は大学に入って変わった。

もちろん大学生になった今の俺には、大学に入った女子が高校の時とは変わるというのは理解できるが、当時の俺は家に引きこもる浪人生だ。

そんなことを理解できるわけもなく、Twitterにあがる彼女の大学の友達との写真をみて、不満が募るようになる。

 

「なんで大学生というのはお酒を飲みたがるのか。」

「化粧が濃いのではないか」

「男女で関わる場が多すぎないか」

といった具合にだ。

 

もう一度言うが、大学生になったいまなら理解できるのだが、当時の俺には到底理解できない世界だった。

高校時代の彼女は派手なタイプではなく、どちらかというと冷静でおとなしいタイプだったので、自分の知っている彼女とのギャップで俺は混乱していた。

 

心の中で不満に思うだけならよかったのだが、俺はこのことを彼女に言ってしまうのだ。

そして、冬になる頃には喧嘩も多くなってしまった。

 

 

LINEのストップ

こんな日々が続き、勉強のストレスもあり俺の心は次第に疲弊していった。

そして、これ以上連絡をとってしまうと自分のメンタルが持たなくなるのと同時に、さらに彼女を傷つけてしまうと思い、受験が終わるまで連絡を取らないことを提案した。

 

彼女は承諾してくれ、

俺たちはしばらく連絡を控えることにした。

これが別れの一因になったことは言うまでもない。

 

だがそれと引き換えに、俺は勉強にさらに打ち込めるようになった。

皮肉な話である。

 

連絡は取らなくなったもののお互いのTwitterは見れるので、ある程度の相手の情報は入っていた。

 

こんな記事もあります宅浪生の息抜き、休憩は何をしたらいいの?浪人生のリフレッシュ方法!

センター試験〜滑り止め合格

月日は流れ年も越し、俺はセンター試験を迎えた。

 

俺は浪人していることを彼女と親友以外には話していなかったので、センター試験会場で浪人している友達に会った時はかなり驚かれた。

Twitterでも自分はあたかも大学生かのようにつぶやいていたので。(笑)

 

そして無事にセンター試験も終わり、自己採点まで終えた。

採点結果は83%だったので、ひとまず安心した。

 

滑り止めとして、俺は東京理科大と同志社大を受けていた。

東京理科大はセンター試験の点数で合格し、同志社は試験を受け合格することができた。

 

 

だが合格したことを俺は彼女に告げなかった・・・。

 

 

入試本番〜彼女に連絡

2/25になり、半年間目指していた場所にやってきた。

同時に現役の時のリベンジにいった。会場はもちろん同じ場所だった。

 

緊張は不思議としなかった。

現役の時の緊張と腹痛がなかったので、いつも通りの実力を発揮できたように思える。

 

そして最後の科目の試験終了が告げられ、俺の浪人生活は幕を閉じた。

 

俺は試験が終わり、浪人生活が終わったことを彼女にLINEで伝えた。

待たせてごめん!ようやく終わったよ!と。

 

返事は「お疲れ様。」と。

 

「話したいことがあるから久しぶりに〇〇で会おう。」と言われ、俺はその日を待った。

 

彼女との再会

数ヶ月ぶりの彼女との再会に俺は胸を踊らせていた。

プレゼントのGODIVAのチョコレートも用意していた。

 

待ち合わせ場所に30分以上早く到着した俺は相当この日を楽しみにしていたのだろう。

 

彼女がやってきた。

久しぶりの再会に感情が高ぶった。

二人はそのまま近くのショッピングモールでデートをした。

 

俺は気になっていたことを聞いた。

「話があるっていってたけど、なに?」

すると彼女は、

ここでは言えないや。」と暗い表情を一瞬見せる。

 

そこから彼女は一気に静まり返った。

気まずい時間が流れ、二人は帰ることにした。

 

帰りの電車でも彼女は暗いままだった。

俺はなんとか会話をしようと思い、ディズニーにいった話や楽しかった思い出などを話した。

「あの時はすごく楽しかったよなー。また二人で行きたいなー!」

 

彼女は依然として暗いままだった。

それだけではなく、ハンカチを取り出し鼻をすすっている。何度も、何度も。

 

俺はこの時、多くのことを悟った。

 

 

彼女の家までの送り道

いつものように彼女を家まで送っていた。

すると途中にある公園で、立ち止まった。

そしてここで、「話したいことがある。」と一言。

 

覚悟はできていた。

いや、嘘だ。

何も覚悟はできていなかった。

思っていたことは一つ。

あの言葉は聞きたくない

それだけだった。

 

あたりは閑散としていて、とても静かだった。

人もほとんど通らない公園だ。

 

とうとう彼女が重い口を開いた。

好きな人ができたの。別れてほしい。」と。

 

彼女の意思は固かった。

その人と付き合っている訳ではないが、好きになってしまった。

そんな状態で俺と付き合っているのは罪悪感もあり、耐えられないということだった。

 

いくつかの言葉を交換し、

わかった。今まで、ありがとう。

承諾した

 

この半年で多くの人に自分の願いや要求を承諾してもらった。

まさか最後に自分が承諾することになるとは、夏のあの日の自分は予想だにしていなかっただろう。

 

帰り道はいつもより広く感じた。

 

合否発表

1週間ほど経過し、国立大学の合否発表の日がやってきた。

彼女とのあの日からとても長い時間が空いたように感じた。

 

パソコンの前に座り、自分の番号を入力する作業は慣れたものだった。

 

部屋には一人、刹那の沈黙が流れた。

 

 

俺は立ち上がった。

「タッタッタッタッタッ!」

階段を勢いよく降りていった。

 

その勢いに親も気づいたのだろう。

リビングから出てきた母親と鉢合わせた。

 

お互いに顔を合わせ、次の瞬間には抱き合っていた。

廊下に涙の雨が降り注いだ。

 

俺は半年間の浪人生活を制したのだ。

母親もかなり思いつめていたのだろう。

溜まっていたものが全て溢れた。

 

これが俺のリベンジストーリーだ。

 

あとがき

長い文章でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

これが私の浪人したら第一志望を手に入れたけど彼女を失った話。です。

 

浪人というこの半年の期間は私にとって一生物の財産になっています。

努力が結果として現れたことが何よりも嬉しかったからです。

 

高校受験を失敗し、習い事の昇段試験でも何度も落ち、さらには現役でも大学受験に失敗している私は何かを成功させたという経験がほとんどありませんでした。

 

不器用で、運動神経もよくない私の初めての大きな成功体験は何ものにも例えることができない大きな喜びです。

 

こんな奴でもできるのだから、あなたにもできるはずです!

 

応援しています!それでは!

 

こんな話もあります同じサークルの思いを寄せていた女の子の心を射貫けなかった話。

 

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