みなさん、こんにちは。ちんあなご先輩です。
さてさて、今日は俺が大学に入ってから起きた話をしていきたいと思います。
今回のテーマはズバリ「恋愛」です!
大学生の恋愛って興味ありませんか??
まずは自分と女の子のスペック
イメージしやすようにスペックだけ先にお話していきたいと思います!
もちろん相手の女の子には失礼かもしれませんが、今回だけは勘弁してください。
自分のスペック
男。
身長は182cm。
体重は65kgくらい。
中学時代のあだ名は「電柱」。
目が悪いので普段はメガネだが、その女の子の前ではコンタクト着用。
人見知り。
理系。
学科に女の子が2人しかいないため、大学生活のほとんどは男と過ごしている。
高校時代に彼女はいた。だが極度の恥ずかしがり屋で話しかけることができなくなり、見事振られる。
ポイフルが好き。
関西弁。
女の子のスペック
女。
身長は大体だが157cmくらい。
体重はもちろん知らない。
スタイルはかなり良い。(想像にお任せします)
文系。
ややつり目。
博多弁。←
可愛い。
彼氏はいたことがないらしい。
人見知り。
といったところだろうか。
わかりやすくいうと、かなり可愛いということだ。
そして俺はこの女の子の心を射止めるため、行動に出るのだった...!!
同じサークルの友達に恋愛相談
まあ、焦るなよ相棒。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」という言葉があるように、
行動する前に相手のことを知らなければ、勝負に勝つことはできないんだぜ。
俺はその女の子と仲の良い友人と飯にいくことになった。
そこで、どうすれば上手くいくのか二人で話し合った。
そして、男二人で作戦を立てているうちにあたかもその女の子が彼女になったかのような気持ちになってきて、かなり調子に乗ってしまったのだ。
その結果、俺が起こした行動は大胆なものになった。
そう、、、早速デートを申し込んだのだ。
しかもLINEという現代の最強ツールで。
LINEでその時に俺が送った文章を再現してみた。(あくまで再現である)
今振り返ってみると、なにがそういえばなのか。あまりにも突然すぎる。
だがその時の俺は友人との話が膨らみすぎていて、そんなことなど微塵も考えていなかった。
みんなは真似しないように!!(ご利用は計画的に。)
同じサークルの女の子からのLINEの返事は?
友人とのご飯を終え、家に帰ったのは23時過ぎだった。
家につき、ほっと我に帰った瞬間にLINEのことを思い出したのだ。
「なんてメッセージ送ってるんだ、俺はーーー!!」
よくよく冷静に考えてみたら、急に同じサークルの男から映画に行こうなんて誘われたら余計に警戒するに違いない。
その場のノリで逆効果なことを自分はしてしまったということにこの時気づいたのだ。
そして、一番きついのはこの時間である。
送ってしまったものはしょうがない。もう過去には引き返せないのだから!
だが、メッセージが返ってくるまでのあの時間はなんともいえない気持ちになる。
まるで、スプラッシュマウンテンの最後の落ちる寸前でシステムエラーにより止められている時の気持ちと一緒である!ユニバで例えるならば、ハリドリでもいい!!
体を動かしていないと不安な心に侵食されてしまうような気持ちだ。
「ピロン♪」
LINEの通知音が静寂を切り裂いた。
俺は恐る恐る、それはまるで罰ゲームを賭けたジェンガをしている時のようにスマホへと手を伸ばした。
そして、通知にはこう書かれていた。
「うん、よかよー!私もその映画気になってたから。いつ観にいくー?」
俺は天を仰いだ。
「神様、ありがとう。」
それだけ呟き、映画の日取りを決めた。
サークル恋愛の始まり?念願の映画デート
そして、見事俺は映画デートを成功させたのだ!!
映画の内容も恋愛もので、しかも二人とも感動で涙を流すという最高の共通点。
映画の後のご飯で、あのシーンが良かったとか、ああいうカップルって憧れるよね〜といった自分を意識させるような会話も取り入れた。
まさしくメンタリストだ。
それもそのはず。デートの前に俺は書店へ立ち寄り、しっかりと心理学の本を読み込んできていたのだ。「今の俺に死角なし!」と本気で思っていた。
映画のチケットはあらかじめネット予約しておき、真ん中の席を確保しておくことでスマートな男を演出。
映画館に入るときも、足元が暗いので前を歩いて彼女がつまずかないようにリードするというジェントルマンな一面を披露。
まさにこれ以上ないであろう完璧なデートを実行できたのだ!!
問題はこの次である。
映画デートで終わらせてしまってはただの友達止まりである。
次のデートの約束も取り付けておくことが成功への道なのだ。
メンタリストになりきっていたその時の俺には怖いものなどなかった。
帰り道で早速デートの提案をしたのだ。
行き先は水族館。
これまたデートの定番スポットだ。
また、彼女が水族館が好きなのも把握済みだった。(友人とのご飯に感謝)
返答は早かった。
「いいよ。楽しみにしてるね!」
俺の心の中でエレクトリカルパレードが鳴り始めた。
それと同時にフロートが目の前を横切る映像までもが頭の中を支配した。
しかもミッキーは一匹だけではない。
何匹もいるのだ。たくさんのハピネスを与えてくれるかのように彼らは祝福してくれている。
俺は彼女の返答を聞いて、ほとんど勝ちを確信したのだった。
I am a winner!!
同じサークルの女の子からの突然の告白
エレクトリカルパレードの日から毎日がハッピーだった。
こんなにも空は綺麗なのか。
道路に落ちている手袋までもが愛おしく感じた。
そんなある日のこと、久しぶりに家族で外食に出かけていた。
場所は有名なファミリーレストランだ。
その時の俺はとにかくテンションが高く、大学での活動など聞かれてもいないことまで事細かに話していた。
「ピロン♪」
LINEの通知音だ。
マナーモードにするのを忘れていたのだ。
「誰だろう。」
ふと、画面を見てみると例の彼女からの連絡だった。
「えらく長文だなー。」
俺はトーク画面を開いた。
「○○くん、ごめんなさい。約束してた水族館に行く件なんだけど、やっぱり行けません!実はみんなにはまだ秘密にしてるんだけど、彼氏がいるの。それで彼氏に水族館に○○くんと二人で行くって伝えたら行かないで欲しい。って言われちゃって・・・。だから本当にごめんなさい!!それと私に彼氏がいることはまだ秘密にしてて欲しいです。」
わけが分からなかった。
「彼氏・・・?周りには秘密??」
おそらく彼女は彼氏がいることを秘密にしておかなければならない理由があったのだろう。
そんな時に俺がデートの誘いを連続でしてきて、彼氏がいることを言えるはずもなく、仕方なく受けたのだろう。
俺はその一つのメッセージによって一気に夢の世界から弾き出されてしまった。
さっきまで、冗舌に喋っていた息子が急に静かになったので親はさぞかし心配したことだろう。
その時の気持ちはなんとも言い表すことができないもので、怒りや悲しみの感情は不思議なことに皆無に等しかった。
ただ一つだけ言えることは、、、
俺はメンタリストではなかった。
最後に | 同じサークルの女の子に想いを寄せていたけど、恋愛には発展しなかったよ
最後まで読んでいただきありがとうございます!!
なかなか後味が悪い終わり方ですが、本当にこれで彼女との関係は終わってしまったのでありのままに書き記しました。
恋愛とは難しいものですね。
どんなに自分がうまくいっていると思っても、相手の心までは操作できないものです。
メンタリストってすごいわ。
ちなみにその女の子は今でもその彼氏と仲良くやっています!その彼氏も同じサークルの同級生でしたね。(笑)
これからも幸せを願って行きます!
それでは!