こんにちは!ちんあなご先輩です。
・なに、そのタイトル怖くない?
・隣の部屋の人ってことは他人だよね?
まさしく、その通りです。
私とその住人はお互いのことを知りません。
今回はその時の出来事と、私の心境を書き綴っていこうと思います。
【一人暮らし】隣の部屋の住人がインターホンを鳴らして、自分の部屋に入ってきた話
当時、私は神戸に一人暮らしをしている大学二年生だった。
YouTubeが大好きで毎日のように東海オ○エアをみていたのだった。
一人暮らしを始めて半年ほど経っていたが、お隣さんの顔はみたことがなかった。
普通、引っ越した時は最初にお隣さんに挨拶をするものだが、面倒臭くてしなかった。
いつものように部屋でYouTubeをみていると、玄関のベルが鳴った。
「ピンポーン!」
自分「おかしい、この家はオートロックだから宅配便や勧誘なら、まずは玄関のベルではなくマンション正面玄関のインターホンがなるはずなのに...」
普通なら正面玄関のインターホンがなり、解錠した後にマンションの中に入れることができ、玄関のベルがなるというシステムなのだ。
ということはつまり、マンションの住人か管理人の人間くらいしかありえないのである。
恐る恐るインターホンに出ると、、、
隣人「すみません〜〜、隣の部屋の人間なんですけど。ちょっとだけいいですか??」
とのこと。
心の声(いやいや、ちょっとだけってなんだよ!!こえーよ!!俺が男だからよかったものの、一人暮らしの女性だったらめちゃめちゃこえーぞ!!!)
とりあえず出てみるしかない!と思い、ドアをゆーっくりと開けた。
隣人「すみませんね、急に!実は困ったことがありまして!」
心の声(困ったこと...?俺に解決できる問題なのか??)
自分「どうされたんですか?」
隣人「実は部屋に入れなくなりましてね。外出中に鍵を落としてしまったみたいなんですよ。」
自分「そ、それは大変ですね。」
隣人「管理会社にはもう電話はしたんですけど、鍵を持ってきてくれるまですごい時間がかかるみたいで。」
自分「は、はぁ...。」
隣人「恥ずかしい話、トイレも我慢してて部屋に早く戻りたいんですよ。」
心の声(コンビニいけよ。)
隣人「そこで、一つ頼みがありまして。僕、ベランダの窓をいつも開けてるんですよ。」
心の声(い、嫌な予感がする。。。)
隣人「なので、お宅のベランダから飛び越えて窓から部屋に戻らせていただけませんか?」
自分「な、なるほどー(汗)。わかりました......。え??」
仕方なく私は初対面の人間を家の中に入れることにした。
自分「どうぞ。」
隣人「それじゃあ、お邪魔しますね。」
この時の感覚は今でも忘れない。
見知らぬ隣人が自らの部屋のなかにいるのだ。
居心地の悪さが私の体を取り巻くような感じがした。←(何言ってんだ)
ベランダに誘導するだけなのに、部屋の真ん中をわたる時間は永遠にも思えた。
私は思わず、何か言葉を発さなければ!と思い、とっさに出た言葉が...
自分「こんな狭い部屋で、すみませんね。」
一緒だ。隣人の部屋も同じ広さである。同じマンションに住んでいる人間に対して、部屋の広さについて話してしまった。
隣人「い、いえ(苦笑)」
心の声(早く、この時間終わってくれよ〜〜〜。。)
ベランダに到着した。
ようやく、永遠にも思えた時間が終わるのだ。
隣人「迷惑、かけてすみません。本当、助かりました。」
自分「よかったです。」
隣人「それでは。」
そう言い残し、隣人はベランダから姿を消した。
おしまい。
終わりに | 一人暮らしで隣人がインターホンを鳴らして入ってきた話
教訓
何があるかわからないから、見知らぬ人を家に入れてはいけないぞ!!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。