・タピオカが本当に人体に悪影響を及ぼすの?
本記事では「タピオカによる消化不良、実は消化されにくい危険な食べ物?!」というタイトルで書いていきたいと思います。
私は最近になってよく飲むようになりました。
ですが今回、中国からとんでもないニュースが飛び込んできました。
本人は5日前に1杯のタピオカドリンクしか飲んでいないと話していますが、医師によると長期間に渡ってタピオカを大量摂取した疑いがあるとのこと。
実際のところはどうなのでしょうか?
この記事は、
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- これまでタピオカをよく飲んでいた人
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- これから先タピオカを飲んでいいのか不安な人
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- ニュースを見て実際のところどうなのか気になっている人
タピオカは消化されにくい危険な食べ物?!
キャッサバを原料にして作られたモチモチのタピオカが紅茶や抹茶のなかに入っており、クセになる食感が人気なのだとか。
インスタ映えやTikTokの撮影にも用いられており、まさに1つの時代を形成したドリンクであると言えるでしょう。
そんなタピオカによって中国の1人の少女が苦しめられた事件ですが、本当に100粒ものタピオカが体内に付着するものなのでしょうか?
この事件のニュースを聞いた若者の中にはもうタピオカは飲まないとまで発言している人もいます。
1つ目はタピオカの原料によるものです。
タピオカはキャッサバという根菜の1種から作られており、そこに増粘剤が加えられることであのモチモチとしたクセになる食感が生まれています。
このキャッサバが加工されて「キャッサバ粉」を用いているようなんですが、難消化性デンプンなのです。
わかりやすくいうと、非常に消化されにくいものだというわけです。
医師によると、さらに増粘剤が加えられていることによって、消化器官の機能が損なわれる可能性があるとのこと。
つまりこの少女はタピオカの美味しさに魅了されてしまい、親に隠れて大量に摂取したことにより、消化機能が低下して体内に入ったタピオカが消化されなくなってしまったのではないのかと推測する。
2つ目は中国のタピオカの実態によるものです。
実は4年前に、中国である騒動が起こっていました。
それが「中国で販売されたタピオカミルクティーにタイヤ素材が入っていた」というものです。
参考:http://netgeek.biz/archives/56631
しかもたまたま混入していたわけではなく、故意にタイヤを使ってタピオカに偽造していたというなんとも呆れた話でした。
確かにゴムのような弾力で、色は黒という点でタピオカと似ているかもしれないが、それを本当に販売してしまうとは誰が思うでしょうか。
当時このタイヤドリンクを飲んでしまった女性は病院でCTスキャンを受けると、体内に白い物体が映ったそうです。
本物のタピオカなら消化されて映らないはずですからね。
つまり今回の少女が飲んだタピオカも本物ではなくて、異物が混入していた可能性もあるのではないかという推測ができます。
日本のタピオカも危ないのか?もうタピれない!?
中国でこのような事件が起きてしまったが、日本のタピオカドリンクは果たして大丈夫なのだろうか?
主要なタピオカとして、
- ゴンチャ
- モッチャム
- ジアレイ
- CoCo都可
などが挙げられるが、日本にあるものは全て国内の会社によって経営されています。
なのでタイヤから作られているとはまず考えにくいでしょう。
個人的な考えとしては、普通に飲む分には全く問題がないと考えています。
というのも「しっかりと噛んでから飲み込む」という前提での話ですが。
確かにあの丸い形状のまま大量摂取してしまえば、かなり消化されにくいでしょう。
ですがきちんと小さくなるまで噛んでしまえば十分消化できるようになります。
そもそもヒトの消化は「物理的消化」と「化学的消化」に分類されており、咀嚼(食物を歯で噛み砕く事によって食物を細かくする)が第1条件として必須なのです。
なのでタピオカを食べる時には絶対にそのまま飲み込むことだけは避けましょう。
そうすればこれまで通り飲んでも構いません。