・行くべき理由ってどんなものがあるんだろう?
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- 就活に対して不安を抱えている人
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- インターンシップとはどんなものなのか知らない人
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- インターンシップに行くべきか悩んでいる人
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- 将来のなりたい仕事がまだ決まっていない人
大学生のインターンシップってそもそもなに?
インターンシップについてここでは解説していこうと思います。
簡単にいうと、学生が就職する前に"就業体験ができる場”とでも言いましょうか。
社会に出る前に企業に飛び込み、様々なことを体験したり、話を聞いたりすることができます。
- 業界や職種によって仕事内容とやりがいに違いはあるのか
- 会社によって社風や社訓はどのように異なるのか
- 普段の業務ではどのようなことをしているのか
- 会社の雰囲気は自分にあっているのか
基本的には大学3年生の夏〜冬にかけて行われることが多く、全国の大学生が一斉に企業などで経験を積ませてもらえます。
もちろん早い人は大学1年や2年生の時からインターンに参加する人もいます。
早ければ早いほど自分のやりたいことが見つかりやすいので、まだ将来のやりたいことが決まっていないという人には非常におすすめですよ。
逆にもう自分のやりたいことは決まっているという人でも、「実際に体験してみると違った」と思う場合が少なからずあるので1度はインターンに参加することをおすすめします。
企業によっては給料を出してもられる場所もあるので、その時はラッキーですね。
ちなみに2019年の内定者62%がインターンに参加しているという結果も出ています。
大学生がインターンシップに参加するメリットは?
ここではインターンシップに実際に参加することで、どのようなメリットがあり、何を得られるのか紹介したいと思います。
大学生の就活には欠かせない体験をすることができ、普通に生活しているだけでは経験できないことがたくさんあります。
この記事を読んで、他の学生に差をつけてしまいましょう。
業界を知ることができ、職種経験になる
インターンシップに参加することで、企業の選考が開始する前にあらゆる業界を知ることができ、その上職種体験もすることができます。
これは非常に重要なステップだと私は考えています。
なぜなら、企業説明会で話を聞いたり、ネット上に書かれている情報だけでは”リアルな仕事内容”を見ることができないからです。
また、この先何十年も働くであろうその職種が、本当に自分のやりたいことなのかを確認することが必要不可欠です。
このステップを適当にやってしまい就職した人は、1年目くらいで会社をやめてしまうことが多くなります。
そうなると新卒で無くなるので、再就職するのは難しい状態になってしまうでしょう。
厳しく言うと、1年目でやめてしまうような人間を欲しがるような企業はいないですからね。
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- まずは様々な業界の短期インターンに行ってみる
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- その中から気に入ったところに長期インターンに行き、より深く知る
入社後の仕事のイメージを掴める
これも非常に重要なことです。
「せっかく希望の業界に入ることはできたけど、やりたいと思っていた仕事とは違うな......。」
と後悔する場合があるためですね。
そのような後悔をしないためにも、業界を決めた後はいくつかの企業にインターンシップに行きましょう。
企業によっても任される仕事や正社員の雰囲気、社風、社訓が大きく異なります。
そういったものはリアルな現場でしか確認することができないので、就職前に知っておくと自分のために役立つでしょう。
インターンシップに参加して企業とのミスマッチを防ぎましょう!
志望動機の裏付けになる
企業の選考を受ける際にES(エントリーシート)を書いたり、面接を受ける機会があります。
インターンシップでの経験や感じたことを志望動機に書くことで、志望理由が具体的なものになるのです。
- 実際に職場で働いてみてどのように感じたか
- どんな仕事が大変で、どんな工夫をしたのか
- やりがいを感じた点はどの部分か
などインターンに参加していない人に比べて、話せることが多くなり有利になります。
企業は、学生の”具体的で中身のある経験”を重視する傾向にあるので、大きなアドバンテージになるでしょう。
また自分の中でも「なぜその企業を志望するのか」を考えることができるので、やはりインターンには参加しておくべきでしょう。
選考に有利になる?
インターンは選考に有利に働くのかという点は、誰もが気になる部分だと思います。
結論から言うと、”企業によって異なる”というのが正解です。
例えば外資系企業のインターンであれば「ジョブ」と呼ばれ、最終選考に限りなく近い「本選考の山場」ともされています。
総合商社ではその学生がインターンに参加しているかどうかで「志望度の強さ」をチェックしていると言われています。
大手消費財メーカーでは”企業や製品の課題”を考えられるような学生を欲しているため、実際にインターンシップに参加して考えたことのある学生をチェックしています。
このようにインターンでの経験を元に採用を考える企業は多いのが現状です。
表向きにはインターンへの参加は必須だと言われていませんが、有利に働くのはほぼ間違い無いでしょう。
それは自分の成長にとっても、企業の欲する学生像になるためにも。
価値観の異なる学生や社会人と関われる
インターンに参加すると自分と同じようにその業種を希望している人や、なんとなく参加しに来た人や、会社で働く社会人と関わることができます。
そして皆がそれぞれ異なった価値観を持っているのです。
普段あなたが大学で仲良くしている人とは違い、気の合わない人や会ったことのないようなタイプの人間もいるでしょう。
ですがそういった人たちと関わることで、新しい世界が見えたり、視野が広くなります。
そういった意味でもインターンはあなたの成長に繋がるチャンスの場だと言えますね。
視野が広くなるとどうなるか?
これまでは考えることもしなかった業種や企業について、興味を持つようになるかもしれません。
あるいは学生生活において、
- 何を大切にしたいか
- 学生のうちに達成したいことは何か
- 将来のために今できることはないか
など考えることができるようになるでしょう。
視野が狭い学生は、何をしたら良いのか、学生の時間がどれだけ貴重なものなのか知りません。
なのでこの時点で、すでに大きな差となっているのです。
新たな発見があるかも?
多くの学生はCMでみるような大企業に就職したいと考えます。
聞いたことのないような名前の会社にはほとんど見向きもしないでしょう。
ですが大企業にはない、自分に合った企業がインターンを通して発見できるかもしれません。
実力があり自分の成長につながる企業を発見するには、実際に体験してみないことにはわからないので、色々なところをみておきましょう!
大学生がインターンシップに参加する期間は?
具体的にインターンに参加するメリットはわかったけど、どれくらいの期間参加すれば良いのかという疑問が出てくると思います。
ここでは実際にインターンに参加した先輩たちのデータから見ていこうと思います。
- 3日以下 78.3%
- 4日〜1週間未満 25.7%
- 1週間〜2週間未満 12.5%
- 2週間〜1ヶ月未満 6.3%
- 1ヶ月〜3ヶ月未満 1.7%
- 3ヶ月以上 2.7%
という結果になっており、3日以下がもっとも多い回答でした。
なお、データの合計値が100%を超えているのは、1人の学生が2つ以上のインターンに参加したためですね。
この結果から、比較的短期インターンに参加する学生がほとんどだとわかります。
短期の方がいくつもの業界や企業を見ることができますからね。
インターンシップに応募する↓
大学生がインターンシップに応募する方法
では実際にインターンシップに応募するにはどうしたら良いのでしょうか?
ここではいくつかの応募方法を紹介します。
大学のキャリアセンター
ここで応募するのが大学生にとって最も一般的ですね。
各大学にはキャリアセンターという場所があり、就活生や将来について考える学生を対象に、相談を受けたりイベントの紹介、インターンシップの応募などを受け付けています。
実際にいってみると、おそらくキャリアセンターの前にいくつかのパンフレットやチラシがおいてあるはずです。
そのパンフレットやチラシが、インターンを募集している企業情報だったり、企業説明会などの募集要項であることが多いです。
その企業のホームページ
すでにインターンに行きたい企業が決まっているのならば、直接その企業の就活生向けホームページを訪れて、応募するのがおすすめです。
逆に行きたい企業が決まっていなかったり、業種が絞りきれていない学生には向いていません。
「自分は絶対に〇〇社にいくんだ!」
という気持ちがある人だけ、最初から利用しましょう。
キャリアバイトで探す
まだ行きたい業界や職種が決まっていないという学生におすすめです。
スキル診断で「自分の強みや活かせる企業」を調べることができるので、まだ自分の強みがわかっていないという学生はぜひ活用してみてください。
学歴を気にせず、自分が活躍できる企業を見つけることができるサービスがいくつも用意されている点も非常に便利ですね。
インターン開始後はビジネスマナーを学べる動画コンテンツや、就業中の企業から業務に関するフィードバックがもらえる機能もあり、インターン中の学生生活を充実させる機能が満載。
大学生はインターンシップに参加しておく方が断然有利
以上がインターンシップに関するメリットや応募方法でした。
就活で困らないようにするために、ほとんどの学生がインターンを活用しています。
この記事を読んでいるあなたもおそらく、インターンに何らかの興味を持ってこのサイトにたどり着いてくれたはずです。
繰り返しになりますが、もう一度おさらいしましょう。
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- インターンシップに参加することで将来やりたいことが見つかる可能性が高い
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- ほとんどの内定者がインターンに参加していた
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- 何も考えずに就職してしまうと、会社をやめてしまうケースが多い
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- インターンに応募するならキャリアバイトがおすすめ
それでは、最後まで読んで下さりありがとうございました。