
理系大学生って、 本当に忙しい。
「授業・実験・レポートで毎日が終わっていく」
「友達は遊んでいるのに自分は全然余裕がない」
「しんどいのは自分だけじゃないよね?」
そんな気持ちでここにたどり着いた人も多いと思います。

理系大学生の忙しさは「気のせい」でも「自分の管理が悪いから」でもなく、構造的に忙しくなるシステムになっています。
この記事では、
- 理系大学生がなぜ忙しいのかという根本的な理由
- 遊べない・しんどいと感じる実態
- 忙しい中での時間の使い方
まで、 リアルをお伝えしていきます。
タップできるもくじ
理系大学生が忙しい根本的な理由

理系大学生が忙しいのには、 明確な構造的理由があります。
「自分の要領が悪いから」ではなく、 理系という環境そのものが忙しくなる設計になっています。
必修科目と単位数が文系より多い
理系学部は文系学部と比べて、 卒業に必要な単位数が多く設定されているケースがほとんどです。
文系の卒業要件が124単位前後なのに対して、 理系は130〜140単位以上を必要とする学部も珍しくありません。
また必修科目の割合が高く、 「自由に選べる科目」が少ないため、 自分のペースで履修を調整しにくい構造になっています。
実験・実習が週に複数コマある
理系の忙しさの最大の原因の一つが、 実験・実習の授業です。
1コマの実験授業は2〜4時間に及ぶことが多く、 終わった後には実験レポートの提出が求められます。
レポートの作成には数時間〜丸一日かかることもあり、 実験がある週は授業以外の時間がほぼレポートに消えるという状況が生まれます。

実験レポートは「授業の延長線上にある宿題」ではなく、ほぼ別の科目に近い作業量があります。
課題・レポートの量が圧倒的に多い
理系の授業は講義形式だけでなく、 演習・課題・小テストがセットになっているものが多いです。
数学・物理・化学・プログラミングなど、 問題を解く演習課題は毎週出されることが多く、 一つひとつに時間がかかります。
複数の科目の課題が重なる時期には、 睡眠時間を削って対応しなければならない状況も生まれます。
3・4年生からは研究室生活が始まる
理系の3年生後半〜4年生になると、 研究室への配属が始まります。
研究室では教授・先輩との関係・研究の進捗管理・ゼミでの発表など、 授業とは全く異なる種類の忙しさが加わります。
研究室によっては毎日登校が求められたり、 夜遅くまで実験することが当たり前だったりするケースもあります。
理系大学生は本当に遊べないのか?「遊べない」は嘘という声の真相

理系大学生は遊べないというのは嘘だという声があります。
実際のところはどうなのか、 「遊べない」と感じる理由と、 工夫次第で遊べるようになる現実の両面から見ていきましょう。
時間割の拘束時間が長い
理系の時間割は、 1日に3〜4コマが埋まっていることが珍しくありません。
以下は理系大学生である筆者の当時の時間割です。
本当は2、3年の実験が入った時間割が出せたらよかったのですが、スクショを残していなかったです。

文系の友達が「今日は2コマで終わり」という日でも、 理系は朝から夕方まで授業と実験で埋まっているという状況があります。
授業が終わった後にレポートや課題があるため、 「授業が終わったら自由時間」という感覚が持ちにくいです。
連休・長期休暇も課題に追われる
文系の友達がゴールデンウィークや夏休みを思い切り楽しんでいる間も、 理系は課題・実験レポート・試験勉強に追われることが多いです。
特に前期末は実験レポートの締め切りとテストが重なる「地獄期間」になりやすく、 長期休暇直前でも全く余裕がない状態になります。

理系の「夏休み」は文系の夏休みと全く別物だと思っておいた方がいいです。
精神的な疲弊で遊ぶ気力がなくなる
時間があったとしても、 毎日の課題・実験・テストで精神的に疲弊していると、 「遊ぼう」という気力が湧かなくなることがあります。
時間がないだけでなく、 エネルギー切れで遊べないという状態も、 理系大学生の「遊べない」問題の一つです。
理系の友達も同様に忙しい
理系学部の仲間は全員同じように忙しいため、 「みんなで遊ぼう」という話になりにくい環境です。
文系の友達と遊ぼうとしても、 お互いのスケジュールが合わないことが多く、 孤独感を感じやすい状況が生まれます。
一方で「工夫次第で遊べる」も事実
理系でも友達と旅行に行き、 バイトをして、 恋愛もしている学生はたくさんいます。
「遊べない」のではなく、 「計画的に動かないと遊べない」というのが正確な表現です。
時間の使い方・課題の前倒し・スケジュール管理を意識することで、 理系でも遊ぶ時間は作れます。
「遊べない」は嘘でも本当でもない
結論として、 理系大学生が遊べないというのは完全な嘘でも完全な本当でもありません。
文系より遊べる時間が少ないのは事実ですが、 工夫次第で充実した時間を作っている理系学生は多くいます。

「理系だから遊べない」と決めつけてしまう前に、どうすれば遊べる時間を作れるかを考える方が建設的です。
理系大学生がしんどいと感じる瞬間【あるある10選】

「しんどい」と感じる瞬間は、 理系大学生なら誰でも経験することです。
自分だけではないということを確認するためにも、 あるあるを整理しておきましょう。
しんどいあるある10選
① 実験レポートの締め切りが毎週来る
実験が終わったその週のうちにレポートを提出しなければならないため、 「先週のレポートが終わったら次の実験がある」という状態が続きます。
② テスト期間に実験レポートも重なる
テスト勉強をしたいのに、 実験レポートの締め切りが同じ時期に重なって、 どちらも中途半端になりそうで焦る経験は理系あるあるです。
③ 文系の友達の余裕そうな生活がうらやましい
「今日授業3つで終わったわ」という文系の友達の言葉に、 複雑な気持ちになることがあります。
④ バイトのシフトを入れられる曜日が少ない
時間割の拘束時間が長く、 実験のある日は終わり時間が読めないため、 バイトのシフトを入れられる曜日が限られてしまいます。
⑤ 合コン・遊びの誘いを断ることが多い
「その日実験がある」「レポートの締め切りがある」という理由で、 楽しそうな誘いを断り続けることが続くと精神的に消耗します。
⑥ 研究室に配属されてから生活が激変する
3・4年生で研究室に入ってから、 授業があった頃より格段に生活が変わり、 自由な時間がさらに減ったと感じる人が多いです。
⑦ 卒業研究の進捗プレッシャーが常にある
研究の進捗が思うように出ないとき、 教授への報告・学会発表・論文執筆のプレッシャーが重なって、 精神的にしんどくなることがあります。
⑧ 睡眠時間が削られる時期がある
課題・レポート・テストが重なる時期は、 睡眠時間が3〜4時間になることも珍しくありません。
⑨ 就活と研究の両立が難しい
理系の就活は研究との両立が必要なため、 文系の学生と同じ感覚で就活ができない葛藤があります。
⑩ しんどいのが当たり前になってしまう
「理系だから仕方ない」という諦めが積み重なって、 しんどい状態が「普通」になってしまっている場合があります。

しんどいのを「当たり前」として受け入れすぎることなく、自分の限界に気づいてケアすることも大切です。
理系大学生の1週間のスケジュール【リアルな時間割例】

理系大学生が実際にどのようなスケジュールで生活しているかを、 学年別に紹介します。
1・2年生の典型的な1週間スケジュール
理系1・2年生は、 講義・演習・実験がバランスよく組み込まれた時間割になることが多いです。
月曜日 1限:数学(必修) 2限:物理(必修) 3限:英語(必修) 放課後:前週の実験レポート仕上げ
火曜日 1限:化学(必修) 2限:プログラミング演習 3〜5限:実験(3時間拘束) 夜:実験レポート作成開始
水曜日 1限:専門基礎科目 2限:自由選択科目 放課後:課題・演習問題の取り組み
木曜日 1限:数学演習 2・3限:専門科目 放課後:レポート・課題の仕上げ
金曜日 1〜3限:講義 放課後:週末の課題の準備
土・日曜日 土曜:溜まった課題・レポートの処理 日曜:翌週の予習・バイト(入れられる場合)

この時間割を見るだけで、理系1・2年生の忙しさが数字として見えてきます。
3・4年生(研究室配属後)の1週間スケジュール
研究室に配属された後の生活は、 1・2年生とは大きく変わります。
月〜金曜日 午前:研究室でのミーティング・実験準備 午後:実験・データ解析・論文読み 夕方以降:実験の続き・レポート・学会準備
週1〜2回 ゼミでの進捗発表(教授・先輩へのプレゼン)
随時 就活のためのエントリー・面接(3年後半〜4年前半) 卒業論文の執筆(4年後半)
授業がなくなった分、 研究室での活動に時間が集中するため、 「授業がなくなって楽になった」とは感じにくい学年です。
理系大学生が時間を作るための工夫
忙しいスケジュールの中で少しでも時間を作るための工夫を紹介します。
- 実験レポートは実験当日の夜に着手する習慣をつける(後回しにすると他の課題と重なる)
- 過去のレポートや先輩のノートを参考にして作業時間を短縮する
- 課題の優先順位を週初めに整理して「今週やること」を明確にする
- 通学・食事の時間を語学学習などの「ながら学習」に活用する
これらを意識するだけで、 週に数時間の余裕が生まれることがあります。
理系大学生がバイト・サークル・恋愛を両立できるのか

「理系は忙しすぎてバイトも恋愛もできない」というイメージがありますが、 実際はどうなのでしょうか。
バイトとの両立
理系大学生でもバイトを続けている人は多くいます。
ただし実験のある日は終わり時間が読めないため、 週に固定でシフトを入れにくいのが現実です。
週2〜3回・1回3〜4時間程度の無理のないシフトで続けている人が多い印象です。
家庭教師・塾講師は時間が固定しやすく、 専門知識を活かせるため理系大学生に特に向いているバイトです。

理系でもバイトはできますが「シフトの柔軟性が高い職種」を選ぶことが長く続けるコツです。
サークルとの両立
週1〜2回の活動で拘束時間が短いサークルなら、 理系でも十分両立できます。
練習・活動が週3回以上あるような運動部や、 時間的拘束が大きいサークルは、 忙しい時期に支障が出やすいため慎重に選ぶ必要があります。
「サークルに入りたいけど続けられるか不安」という場合は、 まず気になるサークルの活動頻度と先輩の話を聞いてから判断することをおすすめします。
恋愛との両立
理系大学生も恋愛はできます。
ただし「急に予定が変わる」「レポートで約束を守れないことがある」という状況を、 パートナーに理解してもらえる関係を作れるかどうかが重要です。
同じ理系の学生同士のカップルは、 お互いの忙しさを理解しやすいため、 うまくいきやすい傾向があります。
理系大学生がしんどいときの気持ちの整え方

毎日が忙しくてしんどいと感じたときに、 少し楽になれる考え方をお伝えします。
しんどいのは「弱いから」ではない
理系大学生が忙しくてしんどいのは、 あなたが弱いからでも、 要領が悪いからでもありません。
構造的に忙しくなる環境にいるからです。
「自分だけこんなにしんどいのかな」という気持ちは、 多くの理系学生が感じていることです。
一人で抱え込まずに話す
しんどさを一人で抱え込まずに、 同じ学部の友達・先輩・家族に話してみましょう。
「わかる、自分も同じだよ」という言葉が、 どれだけ救いになるかわかりません。
先輩に話すことで、 「この時期を乗り越えたらこうなる」という先の見通しが持てることもあります。
「今だけ」と思える期間を作る
理系の忙しさには波があります。
実験レポートの締め切り・テスト期間・研究発表など、 特に忙しい山場を乗り越えれば、 少し楽になる時期が来ることがほとんどです。
「今がピークで、この山を越えればいい」という視点を持つことで、 しんどさへの耐久力が生まれます。
小さな楽しみを意識的に作る
毎日レポートと課題の繰り返しになりやすい理系生活の中で、 意識的に小さな楽しみを作ることが大切です。
好きなカフェで課題をする、 友達と一緒にご飯を食べる時間を作る、 週に一度だけ完全にオフの時間を作る。
小さなことでも「楽しみ」があるだけで、 日々の充実感が変わります。

忙しい中でも「これだけは楽しむ」という時間を死守することが、長期的に理系生活を乗り越える力になります。
まとめ|理系大学生が忙しいのは当然。でも工夫次第で充実できる
理系大学生が忙しいのは、 あなたの努力不足でも要領の悪さでもなく、 理系という環境の構造的な問題です。
遊べない・しんどいと感じることは、 多くの理系学生が経験していることであり、 あなただけが特別に大変なわけではありません。
一方で忙しい中でも、 時間の使い方を工夫することで、 バイト・サークル・恋愛・趣味を少しずつ取り入れることは可能です。
大切なのは、 しんどさを一人で抱え込まずに、 同じ状況にいる仲間と話しながら、 小さな楽しみを意識的に作り続けることです。
理系の大学生活は確かに大変ですが、 専門知識とタフさを同時に育てる時間でもあります。
この記事が、 今日のしんどさを少し楽にするきっかけになれれば嬉しいです。




































