「カイジ2/人生奪回ゲーム」のあらすじをネタバレと感想ありで解説!

 

読者
・カイジ2/人生奪回ゲームってどんな内容なんだろう?
・昔見たけど内容を忘れたから知りたい。
・ファイナルゲームを見る前に予習しておきたい。
といった読者の悩みを解決します。
この記事では『「カイジ2/人生奪回ゲーム」のあらすじをネタバレと感想ありで解説!』というテーマでお話ししたいと思います。
2020年1月10日にカイジシリーズの最新作となる「カイジ/ファイナルゲーム」が公開されることになりました。
そこでもう一度「カイジ2/人生奪回ゲーム」を見返しておこうと思った方も中にはいるかもしれません。
ですが手っ取り早く内容やあらすじを知りたいという方もいると思いますので、ネタバレありで解説していこうと思っています。
「ネタバレはされたくない。」という人はブラウザバックして、先に映画を見てくることをおすすめします。

カイジ2/人生奪回ゲームのあらすじ

福本伸行の人気コミックを藤原竜也主演で実写映画化した「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009)のシリーズ第2作。

原作でも人気のエピソード「欲望の沼」をベースに、映画オリジナルのゲームを加えて描く。多額の借金を帳消しにしたカイジだったが、またしても借金まみれになってしまい、当たれば10億円以上を稼げるモンスターパチンコ台「沼」に挑戦することに。

裏カジノの支配人で最大のライバルでもある一条聖也が裏で操る「沼」を攻略するため、カイジは同じ負け組仲間を集めてゲームに挑むが……。

 

簡単に説明すると、前作の「カイジ/人生逆転ゲーム」で帝愛のトップ2である利根川を倒して5億円を手に入れたカイジでしたが、色々あってあっという間に一文無しになってしまいました。

そして再び地下帝国に引きずり戻されてしまったのですが、班の仲間たちの協力もあって2週間だけ外出できる権利を得ます。

この期間内に2億円ほど用意できれば、地下の班の仲間たちを全員解放することができるのですが、普通に考えたら無理な話です。

 

そんな中で10億以上を一気に稼げるというパチンコに挑戦することになります。

負ければ地下帝国で一生を暮らすことになるという状況で、カイジはどのように戦っていくのかというストーリです。

カイジ2/人生奪回ゲームのキャスト

カイジ2/人生奪回ゲームのキャスト

主要キャスト
    • 伊藤カイジ役:藤原竜也
    • 一条聖也役:伊勢谷友介
    • 石田裕美役:吉高由里子
    • 坂崎孝太郎役:生瀬勝久
    • 利根川幸雄役:香川照之
    • 大槻太郎役:松尾スズキ
    • 村上保役:柿澤勇人
    • 石田光司役:光石研
    • 黒崎義裕役:嶋田久作

カイジ2/人生奪回ゲームの内容【ネタバレあり】

1.班の仲間たちの思いを受けて

始まりは地下帝国が舞台となっており、カイジや班長の大槻、班のメンバーたちがチンチロで賭博をしている場面から始まります。

漫画やアニメではチンチロの場面を一つの物語として詳しく描いていたのですが、今作では班長の大槻がイカサマをして負けるシーンだけが切り取られていました。

イカサマ発覚により大槻の負けが決定したことで、大量のペリカを手に入れた班のメンバーたちですが、そのペリカを全てカイジに託します。

 

その大量のペリカと引き換えに1日外出権を複数手に入れることができるので、カイジ1人が外に出て全員を解放させられるだけのお金を手に入れてもらおうという狙いでした。

たったの14日間しか外に出られないので、もちろんお金を集められる保証など一切ありませんでした。

おそらく過去のブレイブメンロードを渡りきった経験や、利根川に勝利した経験からカイジの奇跡をみんなが信じた結果なのでしょう。

こうしてカイジは班の仲間たち全員を解放させられるだけのお金(約2億円)を、わずか14日間で入手するために外へ出ることになりました。

ちんあなご先輩
仲間全員の思いを受けて戦いに挑むって感じがしてかっこいいですね!

利根川との再会

109万円を持って外に出てきたカイジでしたが、そのお金を簡単に使うわけには行かず、ホームレスの人たちが集まる炊き出しをもらいに行きました。

そこで寝る場所や食料を手に入れたカイジでしたが、偶然目の前に現れた利根川に気づきます。

前作でカイジに敗れた利根川は帝愛の幹部からは外され、地下労働をさせられていたはずなのですが、なぜかホームレスたちに紛れていたのです。

 

利根川もカイジに気づき、良い話があると誘い出します。

「その内容を知りたければ5万円をかけて将棋で勝負しろ」と言われ、有利なルールでこの賭けを受けたカイジでした。

そこで利根川から意味深な言葉を繰り返されます。

1に勇気、2に度胸、3に覚悟だ

結局この賭けには負けてしまうのですが、大金を手に入れられるカジノがあることを利根川から教えてもらえました。

帝愛グループのカジノに潜入

利根川に教えてもらった場所に行くと、掛け金が高額なギャンブルがたくさん執り行われており、「これなら2億円稼げるかも。」と意気込みます。

そんな時に坂崎孝太郎という何やら胡散臭い感じのおっさんと出会い、モンスターパチンコ(通称「沼」)があると聞かされます。

この沼は1発4000円の超高レートのパチンコ台で、最低300万円からしか挑戦することができません。

 

すでに多くの挑戦者がこのパチンコ台に負けており、見事穴に入れることができればこれまでの玉全てを吐き出すといいます。

その額およそ10億円以上!!

こうしてカイジは坂崎孝太郎と協力して、この沼を突破する計画を企てることにしました。

石田のおっちゃんの娘登場

前作でカイジに1000万円分のチケットを託して、橋から落ちていった石田光司(通称、石田のおっちゃん)を覚えているでしょうか?

彼の娘である石田裕美がここで、カイジと坂崎孝太郎の協力者として登場します。

 

石田裕美は帝愛グループが運営する先ほどのカジノで働いており、パチンコ台攻略のあらゆる情報を提供してくれます。

カイジたちに協力する理由は「お父さんを殺した帝愛を潰したい」とのこと。

最初の裏切り

いよいよカイジと坂崎孝太郎がパチンコ台に挑戦する日がやってきました。

攻略の鍵は磁石で、パチンコの玉を磁力で操作しながら穴に入れるというもの。

これをカイジ、坂崎孝太郎、石田裕美の3人でバレないようにうまく協力して計画を実行します。

その計画とはビールの缶の中に強力な磁石を入れておくというものでした。(かなり単純すぎるが)

ですが成功する確率は非常に高いと言えるでしょう。

 

しかしまさかのパチンコの玉は磁力に全く反応せず、失敗に終わってしまいます。

その理由は石田裕美の裏切り。

お父さんが残した借金を帳消しにしてもらえるという誘惑と、カイジがお父さんを殺したという話をきき、帝愛グループに計画を全て知らせてしまったのでした。

こうして資金は底をつき、パチンコ台に挑戦することはできなくなりました。

一条からの提案

ある勝負に勝てば3000万円をやるという一条の提案があり、カイジはそれを受けました。

その内容は簡単にいうと3分の2の確率でライオンに食われてしまうが、残りの3分の1の確率で3000万円手に入れられるというもの。

ですが勝負はそこまで単純なものではありません。

 

目の前には3つの檻と3つのボタンがあり、それぞれ番号が振られています。

2つの檻にはライオン、1つの檻には石田裕美が入っており、石田裕美は自身の檻の番号を知っています。

ですが挑戦者であるカイジにはその檻がどの番号かわかりません。

そんな中で石田裕美はカイジに「3番よ」と教えます。

しかし1つ前のゲームで別の挑戦者が騙されるという事態があったので、カイジはそう簡単に信じることができません。

 

すると「覚悟を決めてボタンを押せ」という声が聞こえてきます。

その声の主は利根川でした。

カイジはあることを思い出し、3番のボタンを押しました。

こうして3000万円を無事に手に入れることができました。

 

1に勇気、2に度胸、3に覚悟だ

この言葉を覚えていた人はすぐにピンと来たかもしれませんね。

カイジVS沼

カイジ、坂崎孝太郎に利根川を加えて、あらゆる準備を計画を練っていき、とうとうパチンコ台と戦う日がやってきました。

カイジにとっては今日が地上に居られる最終日で絶対に負けられません。

3000万円の資金とパチンコ台を突破する策を持っていざスタート。

 

その日はパチンコの玉が通りにくい設定の日のはずだったのでしたが、なぜか通りやすい状況に慌てる一条でした。

それもそのはずで準備期間にこっそりとカジノの事務所にあるパチンコ設定用の道具を改造して、カイジたちに有利になるように仕組んでいたのです。

みるみる穴を通って行き、これだけの資金があれば余裕で勝てると思っていたカイジでしたが、一条の次なる対策にどんどん資金が減って行き、とうとうお金が尽きてしまいました。

ここで残りのお金をかき集めてギリギリ300万円にはなりましたが、諦めた利根川は2人を見捨てて店から出て行ってしまいます。

 

仕方なくこの300万円で勝負を再開しますが、当然足りるはずもなく地下へと連れて行かれそうになります。

すると突然お金が降ってきて、「まだ勝負は終わっちゃいない」との声と共に利根川が帰ってきたのです。

ここのセリフが結構面白くて「帰ろうと思ってポケットに手を入れてみたが120円しかなくてこれじゃ電車にも乗れねえ。その代わりにこのカードが入っていた」的なことを言っていました。

そう、このカードは帝愛グループのカードで1000万円までお金を引き出すことができるというもの。

その日中にお金を返せなければ地下労働施設に送られてしまいますが。

 

この1000万円でさらに追い討ちをかけ、これで勝負ありと誰もが思っていたでしょう。

しかし一条の最終手段により、またもギリギリのところで資金が尽きてしまいます。

これで3人とも地下へ送られてゲームセット、、、とはなりません。

思わぬ裏切り

なんとここで石田裕美が帝愛を裏切り、自身のカードで1000万円の借金。

負けたら石田裕美もろとも地下労働施設に送られてしまうのにも関わらず、これまでのカイジの姿を見て「自分のお父さんを殺したとは思えない」という気持ちに変わっていました。

そしてパチンコとの勝負が決まるときが。。。

 

カイジ「お前が喰らってきた破産者の金、命、魂、希望、絶望、その全てを吐き出せ。いけ!いけぇぇぇぇ!!!

 

こうしてカイジは地下の仲間たちを全員解放し、映画はエンディングを迎えました。

カイジ2/人生奪回ゲームの評判・口コミ

以上『「カイジ2/人生奪回ゲーム」のあらすじをネタバレと感想ありで解説!』でした。