理系の学部卒が意味ない?就職した経験からメリット、デメリットを話す
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読者
理系はやっぱり学部卒じゃ意味ないん?
という方の疑問に答えます。
この記事を書いている自分は、院進学率90%超えの学科にも関わらず、学部卒で就活をして内定を獲得しました。
当初は自分も大学院に行くつもりだったのですが、これ以上この学科で勉強するのはしんどいと思ったので、就職を決めました。

ちんあなご先輩
周りには絶対大学院の方がいい!って言われまくりました。
本記事では、実際に学部卒で内定を獲得した自分が「本当に理系は学部卒だと意味がないのか」考えてみました。
今現在、進学か就職かで悩んでいる人の参考になれば幸いです。
参考までに…ちんあなご先輩について
    • 2022年卒
    • 国立大学の理系

理系の学部卒が意味ないのかどうか

理系の学部卒が意味ないのかどうか

結論から率直にいうと、意味がないかどうかは自分で決めるべきだと思います。

というのも何を持って意味がないとするのかは人によって異なるからです。

 

とはいえ一般的に、学部卒が意味ないと言われる理由が以下の通り。

    • 専門性を高めるには院に行って、研究する必要がある
    • 研究職に就きたいなら、大学院で経験を積む必要がある
    • 学部卒では専門性があまりなく、差別化できない可能性がある
これらの理由から、理系は院までいかないと意味がないと言われるようです。

読者
じゃあやっぱり院にいかないと理系に進んだ意味ってないん?

ちんあなご先輩
はっきり言って、将来やりたいことにもよるかな。
例えば2つ目の「研究職に就きたいなら、大学院で経験を積む必要がある」に関していえば、別に研究職に就きたいと思っていない人はどうでしょうか?
わざわざ院にまで進まなくても自由応募で自分に合った企業を探せば、学部卒でも募集しているところは山ほどあります。
企業によっては、院卒よりも若くて経験を積ませられる学部卒を欲しがる大企業も存在します。
なので逆に大学院に進んだことによって、専門以外の選択肢を狭めてしまう可能性もあるということを忘れてはいけません。
以上のことから、一概に理系の学部卒は意味がないと断定してしまうのは無理があるということが分かるかと思います。

理系なのに大学院に進学しなかった理由

こちらの記事に詳細は書いたのですが、自分が学部卒で就職しようと思った理由は以下の通り。

 

    • 勉強内容が難しく、これ以上やりたくないと思った
    • 大学を2年留年しているので年齢的な問題
    • 学科の専門以外の仕事にも興味があった
実際に研究室の教授に相談したところ、最近はみんな大学院に進むけど、学部卒の方が重宝される企業も増えていると話していました。
やはり院の2年間という時間はとても貴重で、その間に社会に出た人たちは2年分の経験を積むことができます。

自分の場合は大学生活での経験と、自己分析によって「自分の力が活かせる仕事」を見つけることができたので、それができる企業を探すだけでした。

 

理系の学部卒と院卒との就職の違い

理系の就活において、 学部卒と院卒のどちらが有利かという疑問を持つ人は多いです。

一概にどちらが良いとは言えず、 目指す職種・業界・キャリアによって答えが変わります

就職先・職種の違い

院卒は研究職・開発職への応募において、 学部卒より有利になるケースが多いです。

製薬・化学・素材・電機メーカーなどの研究開発部門では、 院卒を採用条件としている企業も存在します。

一方で学部卒はIT・コンサル・金融・メーカーの技術営業など、 幅広い職種への応募が可能です。

文系職種も含めた視野で就活ができる点は、 学部卒ならではの強みと言えます。

初任給・給与水準の違い

多くの企業では、 学部卒と院卒の初任給に差が設けられています。

院卒の方が初任給が高く設定されているケースが一般的ですが、 学部卒は社会人としての経験を2年早く積めるため、 昇給・昇進のスタートが早くなる側面もあります。

長期的なキャリアで見たときの生涯年収は、 職種・業界・個人の努力によって大きく変わります。

ちんあなご先輩

学部卒で就職しましたが、院卒の方とは初任給が4万円くらい違いましたね。

専門性の深さの違い

院卒は2年間の研究経験を通じて、 特定の分野への専門性が深まっています。

研究職・開発職ではこの専門性が評価されますが、 汎用的なビジネススキルという観点では、 学部卒が早く実務経験を積める分、 社会人としての成長が先行するケースもあります。

どちらを選ぶべきか

研究職・高度な専門職を目指すなら院卒、 早く社会に出てキャリアを積みたいなら学部卒という整理が基本です。

ちんあなご先輩

学部卒か院卒かより、自分がどんなキャリアを歩みたいかを先に決めることが、後悔しない選択につながります。

理系が学部卒で就職するメリット、デメリット

メリット1.企業の募集数が多い

大学院に進むと専門性が高くなるので、そういった学生を募集する企業の幅は狭まります。

例えば2年間半導体について学んだ学生はその道ではかなり貴重な人材ですが、それ以外では社会に出るのが2年遅い学生としか見られません。

 

それに比べて学部卒の学生は若さとポテンシャルを秘めているので、どんな仕事でもじっくりと経験を積ませることができます。

そういった面でも学部卒の方が企業の募集数が多いということになります。

メリット2.大学院での学費がかからない

国立大学院の学費は2年間で136万円ほど、私立大学院の場合は250万円もかかってしまいます。(参照:理系大学院2年間で実際にかかる費用は?

ただでさえ大学4年間で払ってきた学費でキツかったのに、まだ払わないといけないの?という人もいるかもしれません。

どうしても学びたいという意欲がない人は、素直に就職した方がいいでしょう。

メリット3.修士よりも2年早く社会経験が積める

20代の2年間は非常に重要な時間であり、どのように過ごすかどうかで将来が大きく変わります。

もちろん大学院に行くから悪いというわけではなくて、特に目的もなく大学院に進んでしまい、なんとなく2年間を過ごしてしまうのが無駄ということです。

 

学部卒で就職した人はその2年間で研修、基礎的な実務、上司との接し方、重要なプロジェクトなどに取り組むことになります。

院卒の人が入社してくる頃には人並みに働くことができるようになっており、大きな差となっているでしょう。

デメリット1.学部卒では研究職にはつけないことが多い

続いてデメリットですが、院に進む理由の1つにこれが挙げられます。

大企業などの研究職に就いて、生涯自分の専門分野を活かしながら働きたいという人にとっては、学部卒だとその希望が叶わないことが多いです。

というのもエントリーシートや面接で、研究テーマについて深掘りされるのですが、学部卒だとそもそも研究の機会が少ないので答えることができません

 

某企業ではA4用紙2枚分に研究内容をまとめて、面接ではホワイトボードで説明しろと言われます。

やはり研究内容が充実しており、発表の場に慣れている院卒が有利なのは言うまでもありません。

デメリット2.学校推薦が受けづらい

デメリットの2つ目は推薦が受けづらく、基本的には自由応募で就活を進めることになります。

というのも大学が推薦できる枠を、修士と学士で分けることになるからです。

 

例えば3人の推薦募集をしている企業があって、修士3人が推薦を求めていた場合はそちらが優先的にとられることが多いということ。

中には修士限定で推薦を募集しているところもあるので、学部卒で推薦に行く場合は有名企業などはあまり残っていないかもしれません

理系の学部卒で文系就職するという選択肢

「理系・学部卒・文系就職」って、実はかなり“あるある”な選択です

たとえば、理系学部で統計やプログラミングをかじっていた人が、IT企業の営業やマーケ職に行くケースもあります。

 

数字に強いので、感覚だけでなくデータを根拠に提案できて重宝されたりします。

他にも、化学系出身だけどメーカーの企画職に就き、「実験レポートで鍛えた論理構成力」がそのまま資料作成に活きている、なんて話もよく聞きます。

「理系なのに文系就職はもったいない?」と言われがちですが、実際は逆です。

 

理系で身につけた考え方は、どんな仕事でも使える万能スキルです。

早く社会に出て、自分に合うフィールドで勝負するのも、かなり賢い選択だと思います。

理系の学部卒就活事情について

理系の学部卒で就活をする場合、 院卒との違いや文系との違いを理解した上で、 戦略を立てることが重要です。

理系学部卒の就活の特徴

理系学部卒の就活は、 文系就活と基本的な流れは同じですが、 いくつかの特徴があります。

専門知識をアピールできる技術職・開発職への応募が可能な点は、 理系学部卒の大きな強みです。

一方で院卒と同じ土俵で選考を受ける場合、 専門性の深さで差がつきやすいため、 学部時代にどんな研究・学習に取り組んできたかを具体的に言語化することが重要です。

院卒との違いを理解しておく

同じ理系でも学部卒と院卒では、 企業側の期待値が異なるケースがあります。

院卒を積極的に採用する研究職・開発職では、 学部卒がそのポジションに応募しても選考で不利になることがあります

自分が目指す職種に学部卒の採用実績があるかどうかを、 事前に確認しておくことが大切です。

ちんあなご先輩

研究職じゃなくてもいいや。今の専門分野にあまり興味が持てない。という人には全然いいですよね

理系学部卒が就活で意識すべきこと

研究内容や専門知識を、 非専門家の面接官にもわかりやすく説明できる力が求められます。

また理系のバックグラウンドを活かしながら、 文系職種(営業・マーケティング・企画など)にも視野を広げることで、 選択肢が大きく広がります。

ちんあなご先輩

理系学部卒は「専門性と汎用性の両方をアピールできる」という強みを意識して就活に臨むことが、内定獲得への近道になります。

理系の学部卒でも大手に就職したい

理系の学部卒で大手企業への就職を目指すことは、 決して無謀ではありません

戦略と準備次第で、 十分に実現できる目標です。

理系学部卒が大手に就職できるルートを知る

大手企業の採用には、 技術系職種と文系職種(事務系)の両方に学部卒の枠が用意されているケースが多いです。

技術系職種では院卒が有利な場合もありますが、 事務系・営業系・マーケティング系の職種では、 理系学部卒も文系学生と同じ土俵で選考を受けられます

理系の論理的思考力・データ分析力・専門知識を、 文系職種のアピールポイントとして活用することで、 差別化につながります。

 

適性検査を受ける↓

 

大手を目指す理系学部卒がやるべき準備

インターンシップへの参加は、 大手就活において特に重要です。

夏・冬のインターンに参加することで、 早期選考や内定直結のルートに乗れるケースがあります。

またGPAや資格(TOEIC・情報系資格など)は、 書類選考の通過率を上げる材料になるため、 3年生までに意識して積み上げておきましょう。

学部卒であることをハンデにしない考え方

「院卒じゃないから不利」という考え方は、 一度手放しましょう。

学部卒で社会に早く出ることで、 実務経験を早期に積めるという強みがあります。

大手への就職は学歴だけで決まるものではなく、 準備の質と自己PRの説得力が合否を分けます。

ちんあなご先輩

理系学部卒であることを言い訳にせず、自分の強みを最大限に言語化して伝えられる準備をすることが、大手内定への一番の近道です。

理系の学部卒でおすすめの職種

理系の学部卒が就活で有利に動くためには、 自分の専攻・学部に合った職種を知っておくことが重要です。

学部別におすすめの職種を整理します。

工学部・情報学部卒におすすめの職種

工学部・情報学部出身者には、 システムエンジニア・プログラマー・インフラエンジニアなどのIT職種が直結しやすいです。

製造業のメーカーでは生産技術・品質管理・設備エンジニアなどの職種でも専門性が活きます。

IT業界は学部卒の採用が活発で、 就職後の成長スピードも速いため、 キャリアの選択肢が広い職種です。

ちんあなご先輩

私自身はクラウドを使ったインフラエンジニアになりました!

理学部・数学系学部卒におすすめの職種

数学・統計の知識が活きるデータサイエンティスト・アクチュアリー・クオンツなどの職種が向いています。

金融・保険・コンサルティング業界は、 理学部出身の論理的思考力を高く評価する傾向があります。

データ分析・AIの活用が進む現代では、 数学系の学部卒の需要はさらに高まっています。

化学・生命科学系学部卒におすすめの職種

化粧品・食品・製薬・素材メーカーなどの研究補助・品質管理・生産管理職が代表的な選択肢です。

専門知識を直接活かせる職種である一方、 MR(医薬情報担当者)や技術営業として、 専門性をコミュニケーション力と掛け合わせた職種も人気があります。

農学部・環境系学部卒におすすめの職種

食品メーカー・農業関連企業・環境コンサルティング・行政機関などが主な就職先です。

近年はフードテックやアグリテック分野の成長に伴い、 農学部出身者への需要が高まっています。

ちんあなご先輩

学部の専攻に縛られすぎず、自分のスキルと興味を掛け合わせて職種を選ぶことで、就活の選択肢が大きく広がります。

理系の学部卒は意味がないのか【まとめ】

以上が本記事のテーマ「理系の学部卒は意味がないのか」となります。

ここまで書いてきた上でもう一度まとめておくと、理系が学部卒で就職することは最近では珍しくありません。

 

自身が他にやりたいことがあったり、院にいって特にしたいことがないのであれば、学部卒で就職するのは意味がないとは言えません。

周りがみんな行くからと脳死で決めずに、よく考えて進路を決めましょう。

私も理系の就活について悩んでいた頃、大学に置いてあった無料の就活冊子「理系ナビ」を参考にしていました。

 

こういう冊子です。(事務室前とかで見たことあるはず)

 

理系ナビを使うことで得られる情報
    • 理系向けインターン&新卒採用情報
    • 選考対策/就活準備セミナー
    • キャリア/就活相談
    • スカウトオファー
文系の方には絶対におすすめできないんですけど、理系の方なら登録しておくだけでも他の就活生が知らない情報だったり、企業からのオファーを受けられるので割とおすすめです。
どんな企業があるのか大まかに知りたい人は読んでおいて損はありません。
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