
「気づいたら今月もお金がない…」
「バイト代、いつの間にこんなに減ってたの…?」
大学生になってからお金を使いすぎてしまう感覚、めちゃくちゃ分かります。
高校までとは比べものにならないくらい自由にお金が使えるようになる一方で、飲み会・外食・サブスク・推し活…気づけば月末には口座残高がスッカラカン。
そしてまたバイトを頑張って、稼いだ分だけ使って…の繰り返し。
この記事では、大学生がお金を使いすぎてしまう本当の原因を7つ解説しつつ、我慢ばかりの苦しい節約ではなく、楽しみながらお金をコントロールする具体的な方法を紹介していきます。

筆者も大学1年のとき、バイト代5万円を1週間で溶かした経験があります。あの頃の自分に読ませたい記事を書きました。
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まずは現状把握!大学生の平均的な支出ってどれくらい?

「自分は使いすぎなのか、それとも普通なのか」を知るために、まずは大学生の平均データを確認しておきましょう。
大学生の1ヶ月の平均支出額
全国大学生活協同組合連合会の調査によると、大学生の1ヶ月の支出は以下のとおりです。
| 区分 | 月平均支出 |
|---|---|
| 実家暮らし(自宅生) | 約65,000円 |
| 一人暮らし(下宿生) | 約125,000円 |
一人暮らしの場合は家賃や食費が大きな割合を占めるため、金額が大きくなっています。
実家暮らしでも交際費や趣味に使うお金が膨らむと、あっという間に月6〜7万円は飛んでいきます。

この数字を見て「自分もこれくらいかも」と思ったなら、ひとまず安心してください。使いすぎの自覚がある時点で、改善のスタートラインには立てています。
大学生の支出で多いカテゴリーTOP5
大学生が特にお金を使いがちなカテゴリーはこの5つです。
- 食費(外食含む):自炊をしない人はここが一気に膨らむ
- 交際費(飲み会・遊び):大学生の出費で最も「気づかないうちに消える」項目
- 趣味・娯楽(推し活・ゲーム・ファッションなど):好きなものにはつい財布が緩む
- 通信費(スマホ・サブスク):月額課金の積み重ねが地味に痛い
- 交通費:電車・バイク・車の維持費も含む
「自分はどこにお金を使いすぎているか」を知ることが、改善の第一歩です。
大学生がお金を使いすぎてしまう7つの原因

「なんでいつもお金がなくなるんだろう…」の答えがここにあります。
自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてください。
原因①:収支を把握していない
お金を使いすぎる大学生に共通する最大の原因は、「何にいくら使っているか分かっていない」ことです。
「先月いくら使ったか分からない」「クレジットカードの引き落とし額を見て驚く」という状態は、完全に赤信号。
お金の流れが見えていなければ、使いすぎに気づくこと自体が不可能です。

これは大学生に限らず、お金が貯まらない人に共通する最大の特徴です。逆に言えば、ここを改善するだけで状況はガラッと変わります。
原因②:キャッシュレス決済で金銭感覚が鈍っている
クレジットカード・電子マネー・QRコード決済…。
便利な反面、「お金を使っている実感」が薄れるのが最大の落とし穴です。
現金で1万円札を崩すときは「大きいお金使っちゃったな…」と感じますよね。
でも、スマホでピッと決済するだけだと、同じ金額でもまったく痛みを感じません。
SNSでも「クレジットの明細見て震えた」という大学生の声はめちゃくちゃ多いです。
原因③:飲み会・外食の頻度が多い
大学生がお金を使いすぎる原因として、飲み会と外食は圧倒的な存在感を放っています。
1回の飲み会で3,000〜5,000円。
週に1回行けば月に1.2万〜2万円、週2回なら月に2.4万〜4万円。
これだけでバイト代の半分以上が消えるケースも珍しくありません。

飲み会を全部やめろとは言いませんが、「本当に行きたい飲み会」と「なんとなく参加している飲み会」を区別するだけで、支出はかなり変わりますよ。
原因④:サブスクを契約しすぎている
動画配信、音楽アプリ、ゲームの月額課金、ジムの会費…。
1つ1つは月数百円〜2,000円程度でも、5つ契約していれば月5,000〜1万円になります。
しかも「契約していること自体を忘れている」パターンが非常に多いんです。
一度、スマホの設定画面からサブスクの一覧を確認してみてください。
「え、これまだ契約してたの?」というものが見つかる可能性大です。
原因⑤:衝動買い・ネットショッピングの沼
Amazonのセール、フリマアプリの「いいね」、Instagramの広告…。
「安い!」「今だけ!」に反応して衝動的にポチってしまう経験、ありませんか?
ネットショッピングは実店舗と違って購入のハードルが極端に低いため、気づかないうちに出費が積み重なります。

「Amazonの購入履歴を見返したら、ゴミみたいな買い物が大量にあった」という大学生、本当に多いです(筆者含む)。
原因⑥:見栄や周りに流された出費をしている
「友達が持ってるから自分も欲しい」 「みんなが行くから自分も行かないと」
こうした同調圧力による出費は、大学生のお金を使いすぎの隠れた大きな要因です。
本当は欲しくないもの、本当は行きたくない場所にお金を使っていないか、冷静に振り返ってみてください。
原因⑦:「稼いでいるから大丈夫」という過信
バイトでそこそこ稼いでいる大学生にありがちなのが、「毎月お金が入ってくるから」という安心感からの使いすぎです。
でも実際には、稼いだ分だけ使ってしまい、手元に何も残らない。
収入が増えても支出も同じだけ増えていたら、いつまでたってもお金は貯まりません。
大学生がお金の使いすぎを改善する7つの具体的な方法

原因が分かったら、次は対策です。
ここでは「我慢する節約」ではなく、仕組みで使いすぎを防ぐ方法を紹介します。
方法①:家計簿アプリで支出を「見える化」する
まずやるべきことは、お金の流れを可視化することです。
「マネーフォワードME」などの無料家計簿アプリを使えば、クレジットカードや銀行口座を連携して自動で支出を記録できます。
レシートを撮影するだけでもOKなので、面倒くさがりでも続けやすいです。

「記録するだけで使いすぎが減る」という研究結果もあります。見える化するだけで、脳が自然とブレーキをかけてくれるんですよね。
方法②:月初に「予算」を決めてカテゴリー分けする
月の始めに「今月は食費に◯円、交際費に◯円、趣味に◯円」と大まかな予算を決めましょう。
何も決めずにお金を使うのは、地図なしでドライブするようなもの。
予算というナビがあるだけで、使いすぎを未然に防げます。
最初から完璧に守る必要はありません。
「だいたいこの範囲で収まればOK」くらいのゆるさでスタートしましょう。
方法③:「先取り貯金」で使える金額を物理的に制限する
バイト代が入ったら、真っ先に決めた額を貯金用口座に移す。 残ったお金だけで生活する。
このシンプルなルールを徹底するだけで、使いすぎは劇的に改善します。
月5,000円でも1万円でもいいので、「先に抜く」習慣をつけることが大切です。

「余ったら貯金しよう」では永遠に貯まりません。順番を変えるだけで世界が変わりますよ。
方法④:買う前に「時給換算」で考えるクセをつける
欲しいものがあったとき、その値段を自分の時給で割り算してみてください。
たとえば5,000円の洋服で、あなたの時給が1,100円なら、約4.5時間分の労働に相当します。
「この服のために4.5時間バイトする価値はあるか?」と考えると、衝動買いがグッと減ります。
行きたくない飲み会も同じです。 3,000円=約3時間分のバイト。
「3時間分の労働を差し出してまで、この飲み会に行く価値はあるか?」と考えると判断がクリアになります。
方法⑤:サブスクと固定費を棚卸しする
スマホの設定画面を開いて、契約中のサブスクを全部リストアップしましょう。
「本当に毎月使っているか?」を基準に仕分けし、使っていないものは即解約。
サブスクは1つに絞るだけでも、年間2〜3万円の節約になります。
あわせてスマホの料金プランも見直しましょう。
大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけで、月3,000〜5,000円の節約が可能です。
方法⑥:キャッシュレスの使いすぎ対策をする
キャッシュレス決済の使いすぎを防ぐ方法は大きく2つあります。
方法A:デビットカードに切り替える
デビットカードは使った瞬間に口座から引き落とされるため、クレジットカードのように「後から請求が来て焦る」ことがありません。
残高以上は使えないので、物理的に使いすぎを防げます。
方法B:クレジットカードに利用上限を設定する
多くのカード会社では、月の利用上限額を自分で設定できます。
「月3万円まで」と設定しておけば、それ以上は使えなくなるので安心です。

個人的には、普段使いをデビットカードにするのが最強の対策だと思います。使いすぎの元凶はほぼクレジットカードなので。
方法⑦:「断る力」を身につける
行きたくない飲み会や、流れで参加するイベントにNOと言えるようになるだけで、月に1万円以上の節約になることもあります。
「お金がないから」と言いにくければ、「予定がある」「体調が悪い」でOK。
最初は勇気がいりますが、一度断れると「意外と大丈夫だった」と気づくはずです。
自分の「本当にやりたいこと」にお金を集中させるために、やりたくないことを手放す。
これが、使いすぎを防ぐ最も本質的なマインドです。
お金を使いすぎて金欠になったときの緊急対処法

「すでに今月ヤバい…」という人向けに、今すぐできる緊急対処法も紹介します。
対処法①:食費を徹底的に抑える
金欠時に最もコントロールしやすいのが食費です。
- 自炊を基本にする(1食あたり200〜300円で作れる)
- 外食はランチに限定する(ディナーの半額以下で済む)
- まとめ買い+作り置きで食材のロスを減らす
- 学食の安いメニューをフル活用する

自炊が面倒な人は「もやし・卵・パスタ・納豆・豆腐」の5大コスパ食材を常備しておくだけでも、食費はかなり抑えられますよ。
対処法②:不用品をフリマアプリで売る
読まなくなった教科書、着なくなった服、使わなくなったガジェット…。
家の中を見渡せば、お金に変わるものはたくさんあります。
メルカリやラクマを使えば、スマホ1台で出品から発送まで完結。
意外なものが高値で売れることもあるので、まずは試しに出品してみましょう。
対処法③:単発・短期バイトで急場をしのぐ
「今月どうしてもお金が足りない!」というときは、単発バイトで一時的に収入を増やすのも手です。
タイミーやシェアフルなどのアプリを使えば、面接不要で翌日から働ける案件も見つかります。
ただし、これはあくまで緊急手段であり、根本的な解決にはなりません。
落ち着いたら、前述の「使いすぎを防ぐ仕組みづくり」に取り組みましょう。
【我慢しすぎもNG】お金の使い方の「正解」とは?

ここまで「使いすぎを防ぐ方法」を紹介してきましたが、節約しすぎもまた問題です。
節約がストレスになると逆効果
Yahoo!知恵袋には「節約を頑張りすぎて、遊びが楽しめなくなった」「使うこと自体に罪悪感がある」という大学生の悩みも多く見られます。
お金を使うことは悪いことではありません。
大切なのは、「使うべきところには使い、無駄なところを削る」というメリハリをつけることです。

「友達との旅行」にお金を使うのは浪費じゃなくて経験への投資。「行きたくない飲み会」に3,000円払うのが本当の無駄遣いです。
「消費・浪費・投資」の3つに分けて考える
お金の使い方は、大きく3つに分類できます。
- 消費:家賃・食費・交通費など、生きるために必要な出費
- 浪費:衝動買い・使わないサブスク・なんとなくの飲み会など、リターンのない出費
- 投資:読書・資格取得・旅行・スキル習得など、将来の自分にリターンが返ってくる出費
使いすぎを減らすコツは、「浪費」を減らして「投資」に回すこと。
支出の総額を減らすのではなく、お金の使い道の「質」を上げるという発想が大切です。
大学生のお金の使いすぎに関するよくある質問

Q. 大学生の1ヶ月の自由に使えるお金はどれくらい?
調査によると、大学生が1ヶ月に自由に使えるお金は平均2〜4万円程度です。
この範囲内で収まっていれば「使いすぎ」とは言えません。
逆にこの金額を大幅に超えている場合は、支出の見直しが必要かもしれません。
Q. クレジットカードは大学生に危険?
カード自体が危険なのではなく、使い方が問題です。
利用明細をこまめにチェックし、月の利用上限を設定しておけば、ポイント還元のメリットを活かしつつ使いすぎを防げます。
心配な人はデビットカードに切り替えるのがおすすめです。
Q. お金を使いすぎてしまうのは病気?
一般的な使いすぎは病気ではなく、習慣と仕組みの問題です。
ただし、「買い物が止められない」「借金をしてまで買ってしまう」という状態が続く場合は、買い物依存症の可能性もあります。
その場合は、大学の学生相談室やカウンセリングに相談してみてください。

使いすぎで自分を責めすぎないでくださいね。大学生でお金の管理が完璧な人なんてほとんどいません。「気づいた今」がスタートです。
まとめ:大学生のお金の使いすぎは「仕組み」で解決できる
この記事のポイントをまとめます。
- 大学生の月平均支出は実家暮らし約6.5万円、一人暮らし約12.5万円
- 使いすぎの7大原因は、収支の未把握・キャッシュレス・飲み会・サブスク・衝動買い・見栄・過信
- 対策は「家計簿アプリ」「月初の予算設定」「先取り貯金」「時給換算思考」「サブスクの棚卸し」「デビットカード」「断る力」の7つ
- 金欠時は食費カット・フリマアプリ・単発バイトで急場をしのぐ
- 節約しすぎもNG。「浪費を減らして投資に回す」というメリハリが大切
- 使いすぎは「意志の弱さ」ではなく「仕組みの問題」。仕組みを変えれば自然と改善される
お金の使いすぎは、気合いや根性で解決するものではありません。
「使いすぎない仕組み」を生活の中に組み込むことが、最も確実で持続的な解決策です。
今日からできることは、家計簿アプリをダウンロードすることだけでもOK。
小さな一歩が、お金に振り回されない大学生活への第一歩になります。

この記事を読んだあなたはもう大丈夫。「お金の使い方を変えよう」と思えた時点で、すでに昨日の自分より一歩先に進んでいますよ!




































