
「大学生のうちに貯金しても意味ないんじゃ…?」 「みんなどれくらい貯金してるんだろう…」
こんなふうにモヤモヤしている大学生、めちゃくちゃ多いと思います。
結論から言うと、大学生の貯金が完全に意味ないわけではありません。
ただし、貯金だけに必死になるのはもったいないのも事実なんです。
この記事では、大学生の貯金の平均額をデータで紹介しつつ、「本当に意味がないのか?」「じゃあ何にお金を使えばいいのか?」をわかりやすく解説していきます。

筆者も大学時代はバイト代の使い道にめちゃくちゃ悩みました。この記事を読めば、お金の不安がだいぶスッキリするはずです!
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大学生の貯金の平均額はいくら?【最新データで解説】

まずは気になる「みんなどれくらい貯金してるの?」という疑問に答えていきますね。
大学生の月々の平均貯金額は約1.5万〜1.8万円
全国大学生活協同組合連合会の「第60回学生生活実態調査」によると、大学生の1ヶ月あたりの貯金額は以下のとおりです。
| 区分 | 月平均貯金額 |
|---|---|
| 実家暮らし(自宅生) | 約18,360円 |
| 一人暮らし(下宿生) | 約14,250円 |
| 全体平均 | 約16,305円 |
年間に換算すると約19万〜22万円ほどになります。
4年間コツコツ貯めれば、実家暮らしなら約88万円、一人暮らしでも約70万円は貯まる計算ですね。

思ったより貯めてる人が多いと感じたかもしれませんが、これはあくまで「平均」なので、実際には貯金ゼロの人もかなりいます。
大学生の約4割は貯金していない
SMBCコンシューマーファイナンスの「10代の金銭感覚についての意識調査2024」では、貯金をしている大学生・短大生・専門学校生の割合は約57.5%でした。
つまり、約4割の学生は貯金をしていないということになります。
「貯金してないのは自分だけかも…」と不安に感じていた人は、少し安心できたんじゃないでしょうか。

貯金していない人も「したいとは思ってる」という層が3割以上いるので、みんな悩んでいるポイントは同じなんですよね。
大学生の貯金額には大きな個人差がある
平均だけを見ると「みんな結構貯めてるな」と思うかもしれませんが、実は個人差がかなり激しいんです。
アンケートによっては最高250万円貯めている人がいる一方で、0円という人もいます。
月々の貯金額で見ても、1万円未満(貯金なし除く)〜3万円台が半数以上を占めており、高額を貯めている人はごく一部です。
大切なのは平均と比べて焦ることではなく、自分の状況に合った貯金のやり方を見つけることです。
「大学生の貯金は意味ない」と言われる3つの理由

ネットで「大学生 貯金 意味ない」と検索すると、さまざまな意見が出てきますよね。 ここでは、その代表的な3つの理由を整理して解説します。
理由①:大学生が貯金できる金額はたかが知れている
大学生のアルバイト収入は、月3〜5万円程度が一般的です。
ここから交際費や食費、サークル費用などを差し引くと、手元に残るのはほんのわずか。
社会人になれば月20万円以上の安定した収入が得られることを考えると、大学生時代に数万円をチマチマ貯めることに大きな意味はないという意見があります。

たしかに、大学時代に頑張って4年で貯めた100万円は、社会人になれば数ヶ月〜1年で貯まる金額だったりしますよね。
理由②:貯金より自己投資のほうがリターンが大きい
大学生には「時間」という最大の資産があります。
この貴重な時間を使って自分のスキルや経験値を高めた方が、将来的に得られるリターンが大きいという考え方です。
たとえば以下のような自己投資は、貯金では得られない価値を生みます。
- 海外留学や旅行で視野を広げる
- 資格取得やスキルアップの講座に通う
- 読書やセミナーで知識を深める
- 長期インターンで実務経験を積む

個人的にも、大学時代に使ったお金のなかで一番リターンが大きかったのは「経験」に使ったお金でした。
理由③:社会人になってからいくらでも取り返せる
先ほども触れましたが、社会人になれば安定した収入が入ってきます。
そのため「今しかできない経験にお金を使って、貯金は社会人になってからで十分」という声は根強いです。
実際に、社会人4年目で1,000万円以上貯めたという方もいるくらいなので、大学時代に無理して貯める必要性は低いとも言えます。
それでも大学生が貯金すべき3つの理由

「意味ない」と言われる理由はたしかに納得できます。
でも、だからといって貯金ゼロでOKというわけではありません。
ここでは「それでも大学生が貯金しておくべき理由」を3つ紹介します。
理由①:就活や卒業時にまとまったお金が必要になる
大学生活の終盤には、就職活動のための交通費やスーツ代、卒業旅行の費用など、まとまったお金が必要になるタイミングが一気にやってきます。
そのときに貯金がゼロだと、「やりたいことがあるのにお金がない」という状況に陥ってしまいます。

就活が始まるとバイトする余裕もなくなるので、「大学生活を楽しむための貯金」は絶対にしておいた方がいいですよ。
理由②:急な出費やトラブルに備えられる
ケガや病気、家電の故障、引っ越しなど、予想外の出費はいつやってくるか分かりません。
10万円程度の緊急資金があるだけで、心の余裕がまったく違います。
貯金がないと、いざというときに親に頼るか、消費者金融に手を出すしかなくなるリスクもあります。

「最低限の安心を買う」という意味でも、少額でいいから緊急用の貯金は持っておくべきです。
理由③:新しい挑戦を続けるための「軍資金」になる
貯金がないと、せっかくやりたいことが見つかっても資金不足で諦めなければいけません。
たとえば「留学に行きたい」「プログラミングスクールに通いたい」「起業にチャレンジしたい」と思ったときに、貯金があれば行動に移せます。
つまり貯金は、未来の自分の選択肢を広げるための投資とも言えるんです。
大学生が貯金よりも優先すべきお金の使い道5選

「じゃあ結局、何にお金を使えばいいの?」という疑問に答えていきます。
ここでは、大学生のうちに優先してお金を使うべき5つの使い道を紹介します。
①旅行や留学で「経験値」を積む
大学生は長期休暇がたっぷりあるので、旅行や留学には最適な時期です。
国内旅行の平均費用は約6.8万円、海外旅行なら約16万円、留学は約52万円というデータもあります。
金額は大きいですが、そこで得られる経験や出会いは、社会人になってからはなかなか手に入りません。

「どこに旅行した?」と聞かれて即答できる大学生は、それだけで人生の幅が広がっていますよね。
②スキルアップにつながる自己投資をする
資格取得、プログラミング学習、語学スクールなど、将来のキャリアにつながるスキルへの投資はリターンが大きいです。
特にプログラミングやWebマーケティングなどのスキルは、学生のうちに身につけておくと就活で大きな武器になります。
③読書にお金を使う
1冊1,500円程度の投資で、成功者の経験や専門知識を吸収できる読書はコスパ最強の自己投資です。
ビジネス書、自己啓発書、小説など、ジャンルを問わずたくさん読むことで、自分のキャリアや人生の方向性が見えてきます。

読書は一番お金がかからないのに一番リターンが大きい自己投資だと、個人的には思っています。
④人間関係を広げる交際費に使う
大学の外のコミュニティに参加したり、異業種の社会人と交流したりすることで、視野は一気に広がります。
飲み会やイベントの参加費を「無駄遣い」と切り捨てず、人脈づくりの投資と考えてみてください。
⑤副業やビジネスの種銭にする
ブログ運営、動画編集、Webライティングなど、少額の初期投資で始められる副業はたくさんあります。
成功しなくても「自分でお金を稼ぐ経験」自体が、就活や社会人生活で大きな強みになります。
大学生が無理なく貯金するための5つのコツ

「貯金もしたいし、経験にもお金を使いたい」というのが本音ですよね。 ここでは、無理なく両立するための具体的なコツを5つ紹介します。
コツ①:収入の10%を自動的に貯金する
「月◯万円貯める」という目標は挫折しやすいです。
それよりも、収入の10%を先に貯金口座に移す方が、無理なく続けられます。
バイト代が5万円なら5,000円、3万円なら3,000円。 金額は小さくても、続けることが大切です。

「先取り貯金」は社会人になってからも使えるテクニックなので、学生のうちから習慣にしておくといいですよ。
コツ②:固定費を見直す
サブスクの解約、格安スマホへの切り替え、電気代の見直しなど、毎月出ていく固定費を一度チェックしてみましょう。
月に1,000〜2,000円でも固定費が減れば、年間で1万円以上の節約になります。
コツ③:家計簿アプリでお金の流れを把握する
「何にいくら使っているか分からない」という状態がいちばん危険です。
家計簿アプリを使って支出を可視化するだけで、無駄遣いに気づけるようになります。
コツ④:衝動買いを減らすルールを作る
「欲しいと思ったら3日待つ」「1,000円以上の買い物は一晩考える」など、自分なりのルールを決めておくと衝動買いが激減します。

これ、実際にやってみると「3日後にはもう欲しくなくなってた」ということがめちゃくちゃ多いんですよね。
コツ⑤:目的別に貯金口座を分ける
「旅行用」「緊急用」「自己投資用」など、目的ごとに口座やアプリの貯蓄枠を分けておくと、モチベーションが保ちやすくなります。
何のために貯めているのかが明確だと、貯金が「我慢」ではなく「楽しみ」に変わります。
大学生の貯金に関するよくある質問

Q. 大学生は貯金ゼロでも大丈夫?
完全にゼロはリスクが高いです。 最低でも5〜10万円程度の緊急資金は確保しておくことをおすすめします。
ただし、「貯金がないこと=ダメなこと」ではありません。 経験や自己投資にお金を使っているなら、それは将来への立派な投資です。
Q. 大学生の理想的な貯金額はいくら?
明確な正解はありませんが、就活までに30〜50万円あると心に余裕を持って大学生活を送れます。
卒業旅行や引っ越し費用なども考慮すると、50万円あればかなり安心です。

「いくら貯めるか」より「何のために貯めるか」を先に決めると、自然と目標額が見えてきますよ。
Q. 一人暮らしの大学生でも貯金できる?
できます。 実際に一人暮らしの下宿生でも月1.4万円以上貯金しているというデータがあります。
固定費の見直しやフリマアプリの活用など、工夫次第で一人暮らしでも十分に貯金は可能です。
まとめ:大学生の貯金は「意味ない」わけじゃない。バランスが大事!
この記事のポイントをまとめます。
- 大学生の月平均貯金額は約1.5万〜1.8万円で、約4割は貯金していない
- 「貯金は意味ない」と言われる理由は、金額が少ない・自己投資の方がリターンが大きい・社会人で取り返せるから
- ただし、就活費用や緊急時の備え、将来の挑戦のために最低限の貯金は必要
- 大学生は「経験」「スキル」「人脈」にお金を使うことで将来の自分の価値を高められる
- 収入の10%を先取り貯金しつつ、残りを有意義に使うのがベストバランス
大学時代のお金の使い方は、あなたの人生を大きく左右します。
「貯金か、自己投資か」の二択ではなく、バランスよく両立させることがいちばん賢い選択です。

今この瞬間から、お金の使い方をちょっとだけ意識してみてください。それだけで4年後の自分がまったく変わってきますよ!




































