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- 浪人を1年間した経験談
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- 落ち込んだ時、辛い時の対処法
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- 浪人はつらいのか気になる人
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- これから浪人する予定の人
浪人期につらいと感じたこと【経験談】
もうそれは、1日に何度「つらい」と心の中で思ったことか。
浪人って最初の頃からしばらくの間は全然平気なんですよ、もしかしたら自分だけかもしれないけど「時期的にまだ余裕じゃね?」って11月くらいまでは思ってました。
でも12月くらいから2月までの期間が本当に地獄。
もう精神がすり減りすぎて、ハゲるんじゃないかって感じでした。
熱はないのに1日中体がだるいこともありましたね。
ちなみに自分は予備校には通わずに宅浪だったので、体調が悪くなったらすぐ安静にできるっていうのが良かったのかもしれません。
それでは、実際にどんなときにつらいと思ったのか書いていきます。
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- 最後の模試で、思ったよりも点数が取れなかったとき
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- クリスマス〜年末にかけての雰囲気
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- 大学に通う同級生の楽しそうな写真をみたとき
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- 不安で全く眠れないとき
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- 苦手な単元が全然克服できないとき
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- 入学後のことを考えたとき
最後の模試で、思ったよりも点数が取れなかったとき
自分の今の実力を測るために定期的に模試を受けていたんですけど、最後の模試っていわば本番のリハーサルな訳です。
その模試で思ったように点数が取れなかったときはかなり辛かったですね。
もちろん全科目の点数が悪かったわけじゃないですが、浪人という立場上「もっと点数を取れていないと!」って意気込んでいたのもあります。
その最後の模試まではずっと第1志望の大学がA判定だったんですけど、その模試ではまさかのB判定っていう。
理由は単純で、現役生のスコアが終盤にきて確実に伸びてきているからです。
全体的にレベルが上がってきているので、これまで余裕で取れていたA判定がB判定になってしまったんですね。
頭の中ではわかっているのにめちゃめちゃ凹みました。
クリスマス〜年末にかけての雰囲気
個人的にこれが一番と言っても良いくらい印象に残っています。
世間はクリスマスムード一色で、2年連続の勉強クリスマスを迎えたわけです。
現役時には「来年は彼女と幸せなクリスマスを過ごすんだ!!!」って意気込んでいたので余計につらかったですね。
ちょうど高校時代から付き合っていた彼女が浪人期にもいたんですけど、クリスマスも一緒に過ごせないし、年越し後にも全然会えていませんでした。
結局、浪人が終わったと同時に振られちゃいました。
大学に通う同級生の楽しそうな写真をみたとき
当時はまだインスタがなくて(自分が知らなかっただけかも)、Twitterのタイムラインに旅行の写真などが流れていました。
私も浪人しているのにも関わらずTwitterを使っていました。
そうするといやでも目に留まるのが、現役で大学に合格した友達が旅行に行っている写真や、恋人とお出かけをしている写真です。
これがもう幸せオーラ全開なわけですよ。
こっちは死んだ目で参考書と問題集睨みつけてるのに、あいつらは大学生っぽいことめちゃめちゃしてるの。
何度も勉強を放り投げて友人と遊びに行きたいって思ったんですけど、そっとTwitterを閉じて机に向かうことにしました。
不安で全く眠れないとき
次の日にめちゃめちゃ響くやつ。
「今日は思ったよりも勉強できなかった」
「このままで本当に合格できるんか?またダメだったらどうしよう」
こんなことばっかり考えてしまうから全然頭が休まらずに、なかなか眠りにつけない日々が続きました。
24時に電気を消して寝る体勢に入っても、2〜3時間は眠れずに考え事をしていましたね。
YouTubeで「聴いたら5分で眠れるBGM」を再生してみても、最後まで聴いてしまうっていうなんとも笑えない話もあります。
こんな感じの動画↓
もちろん普段なら割と早い段階で眠れる「魔法のBGM」なんですけど、当時はこれを聴いても眠れないから余計に焦ってきて「悪魔のBGM」って思ってました。
んで午前3時くらいになっても眠れなかったら、眠るのをやめて勉強を始めてましたね。
「眠れない時間が無駄だから勉強しないと!!」って焦ってました。
結局次の日から昼夜逆転生活が始まってしまって、規則正しい生活が全然できていませんでした。
人間って不規則な生活を送っていると死にたくなってくるんですかね?
一人真夜中に勉強をしている時はかなり辛かったです。
苦手な単元が全然克服できないとき
現役時に苦手だった単元って、浪人したら簡単に克服できるって思いませんか?
浪人する前は、私も本気でそう信じていました。
でも実際にやってみると、問題演習の時点では「結構できるようになったかなー?」って思うんですけど、いざ模試を受けてみると全然ダメなんです。(人によるかも)
単元の例を挙げると、物理の電気分野がかなり苦手で、コンデンサーとかコイルとかの問題をみるだけで嫌になっていました。
だから、現役時に受けた2次試験では電気の範囲が壊滅的だったのを覚えています。
一回苦手意識を持ってしまうと簡単には克服できなくて、問題に取り組むのも嫌になってしまうから、「自分にはできる」ってポジティブに考えながら勉強することをおすすめします。
最終的に電気の範囲は、結構できるようになってテストでも得点源と言えるところまで伸ばせました。
入学後のことを考えたとき
浪人はつらいけど、して良かったと思う【経験談】
じゃあこれだけ辛いことばかりだったら、浪人なんてしなければ良かったって思いそうですよね?
でも私は、浪人が今の自分を支える柱の1つになっていると本気で信じています。
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- 親との絆が強くなった
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- 孤独の辛さを知った
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- 大抵のことは頑張れるようになった
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- 自分を見つめ直す時間があった
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- 超つらい浪人期を乗り越えたという自信がついた
- 本気でやったら志望校に合格した
- 本気でやれば夢は叶うということを知った
つらい浪人期を乗り越えて成功するコツを教える
浪人はつらい、超つらい、かなりつらいということは十分わかったことでしょう。
でも浪人しないといけなくなったという人は、これから1年間立ち向かっていかなければなりません。
そんな方達のために、私が実際に行っていた「浪人期を乗り越えるコツ」をいくつか伝授します。
お気に入りの応援ソングを聴く
浪人期に聴いた曲というのは、時間が経ってもずっと覚えているものです。
背中を押してくれるような、明るい未来を見せてくれるような曲を聴いて頑張りましょう。
おすすめの曲は↓の記事をご覧ください。
適度に運動する
「とにかく勉強をしなくちゃ!!」ってなってしまうと、脳が疲れてしまい勉強が捗らなくなってしまいます。
そんな時はラジオ体操をしてみたり、家の周りをランニングしたり、ブートキャンプをしたり、ストレッチをしたりするといい感じです。
5分くらいでも大丈夫です。
自由な時間は必ず作る
運動をする理由とほとんど一緒ですが、効率よく勉強をするためにはメリハリをつけることが重要です。
そのためにも自由に使える時間を用意しておくと良いでしょう。
これから浪人する予定の人に成功するためのアドバイス
最後にこの記事を見つけて読んでくれたあなたにアドバイスをしたいと思います。
絶対に最後まで諦めるな!!!
これに尽きます。
実は私、国立大学の志望先を直前に変えようとしていました。
理由は最後の判定がB判定で、1個下のレベルの大学がA判定だったから。
浪人の経験がある方ならみんな共感してくれるのですが、1年間どれだけ頑張ったとしても「結果が全て」なんです。
この記事のタイトルにあるように「浪人は辛かったけど、して良かった」なんて言ってますが、これは志望校に合格したから言えること。
もし失敗しているのにこんなことを書いていたら、それこそ「過去を美化しているだけ」と言われてしまいますよね。
もちろん自分では本当にして良かったと思っていても、周りからの評価は変わってきます。
だからB判定の第一志望を出して落ちる未来を想像すると、浪人初期の頃と同じ気持ちでは申し込みができませんでした。
1個下に下げればA判定という甘い蜜が吸える。
けどもう一度、自分が浪人をしてきた理由を思い出しました。
「あの大学に絶対合格したい、そのためにこの1年を犠牲に頑張っている」
1個下の大学に受かるために頑張ってきたわけではありません。
もちろん落ちてしまったらそれで終わりです。
それでもチャレンジして、結果的に合格することができました。
最後まで決して諦めなかったからです。
応援しています。ありがとうございました。