【大学生】TOEIC IPテストってなに?結果は就活に活かせるのか?

 

みなさん、こんにちは!

ちんあなご先輩(@tomokiamino)です!

 

あなたはTOEIC IPテストという名前を聞いたことがありますか?

通常のTOEICではなく、TOEIC IPテストです。

ちなみに私は一度だけ受けたことがあります。

 

今回の記事のテーマは、

    • TOEIC IPテストって何?
    • それって就活に使えるの?

という人を対象に書いていきたいと思います。

この記事を読んでもらえれば、TOEIC IPテストがどんなものなのかわかってもらえると思います!

 

TOEIC IPテスト

TOEIC IPテストってなに?

 

IPテストというのは「Institutional Program」の略で、団体特別受験制度のことです。

公開テストの場合
自分自身で試験の申し込みを行い、受験票に記載された試験会場に行きます。
そして、TOEIC協会のスタッフの下で試験が行われます。
IPテストの場合
実施する学校あるいは企業が10人以上の受験者を集めて団体で申し込みをし、実施する団体の敷地内で試験を実施します。そして、実施スタッフの下で試験が行われます。

つまり個人ではなく、団体向けのテストということですね。

受験料は?

公開テストとIPテストの受験料は、それぞれ少しだけ料金が異なります。

受験料
    • 公開テストが、5725円(税込)
    • IPテストが、4155円(税込)

1500円ほどIPテストの方が安いことがわかりますね。

理由としては、スタッフや場所を実施する団体で補っているからです。

場所を借りるにも大きなお金がかかってしまいますからね。

 

テスト形式は?

テスト形式は、通常の公開テストとほとんど変わりません。

テスト形式
    • リスニング 100問
    • リーディング 100問
    • 計200問の120分間の試験時間

200問を120分間で解かなければならないので、時間的にかなり厳しいです。

長文を読むのに時間をかけすぎてしまうと、後の問題に取り掛かる前にタイムアップになってしまうので時間管理はしっかりとしましょう。

 

1つだけ異なる点を上げると、

IPテストに出される問題は、過去に公開テストで出されたことのある問題が出題されます。

とは言っても問題のレベルが変わるわけではないので、そこまで気にする必要はありません。



テスト結果について

IPテストの方が公開テストよりもテスト結果の返却は早いです。

テスト結果が分かるまで
    • 公開テストは30日以内
    • IPテストはテスト資材受領から5営業日後

この違いです。

IPテストなら、すぐに今の自分の実力を知ることができます。

 

自分が所属していない団体のIPテストは受けられるか?

結論から言うと、受けられません。

もし万が一、あなたが所属する学校や企業といった団体がIPテストを実施していないのであれば、あなたは公開テストしか受けることができないということになります。

 

IPテストの結果は履歴書に書けるの?

結論から言うと、書いてもいいです。

ですが、あなたが公開テストを受けたのか、IPテストを受けたのか企業は見分けることができないので履歴書に書く際は、「TOEIC 〇〇点(IPテスト)」のように明記しておく方が無難でしょう。

でないと公式認定証の提出を求められた際に、IPテストだと『スコアレポート』しか発行されないので、スコアレポートは受け取ってもらえない場合がありますので。

なので履歴書に書きたいなら、公開テストを受けておいたほうが損はないでしょう。

 

就活に使えるの?

これはとても気になる所だと思います。

せっかく受けたのに使えなかったら意味ないじゃん!ってなりますもんね。

結論から言うと、IPテストの点数を使えるかどうかは企業によります。

企業の中には、TOEIC IPテストのスコアは認めないところや、公式認定証の送付が条件になっているところがあります。

なので、そういった企業の場合は大人しく公開テストを受けた方が良いでしょう。

 

ちんあなご先輩
でも、IPテストのスコアは決して無駄なものじゃないよ!!
そう言える理由が、こちらの画像です。
これは公式のQ&Aなのですが、回答を見ると「公開テストもIPテストもスコアの有効性に違いはありませんよ」と記載されています。
つまり、普通に就活で使うことは問題ではないのです。
先ほど挙げたような企業を除けば、一般的にIPテストのスコアも活用できるので安心して受験しましょう。
公開テストの前の練習にもなりますからね。

最後に

いかがだったでしょうか?

IPテストの存在を知らなかった人も、名前は聞いたことがあったけどどういうテストなのか知らなかった人もいたと思います。

この記事を読んで、少しでもIPテストについて分かってもらえれば幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは!