この記事を読んで分かること
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- 大学生が通いで普通自動車免許をとった経験談
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- 通いでの教習所ではどんなことをするのか
そこでこれから自動車免許を取得する予定の方に向けて、免許取得までの経験談をお話しします。
大学の後輩にもよく聞かれることなので、多くの大学生の方のお役に立てればと思っています。
fa-arrow-circle-downここでは『通い』での自動車免許の取得に関する内容を書くので、合宿で免許を取ろうと考えている方はこちらの記事がおすすめです
結論から言うと、通いよりも合宿の方が効率的なのですぐに免許を取得したい方は合宿がおすすめです。
それでは、早速みていきましょう。
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- これから通いで免許を取得する予定の方
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- 通いで免許を取得した経験談を聞きたい方
大学生が『通い』の教習所に申し込むまで
と言うのも、週に何度か教習所の方が大学に宣伝しにくるので、多くの学生がその場で申し込みをするのです。
また大学での申し込みということもあり、学生割引なるものも受けることができました。
他大学の友人に聞いてもそのようなキャンペーンを行なっている教習所はあるようなので、自分の大学内で通いの教習所に申し込みができないか確認してみましょう。
費用は大体25万円ほどでしたが、学生割引で24万円くらいになりました。
場所によって料金はバラバラなのですが、30万円以内で収まることがほとんどだと思います。
もう少し安く済ませたい方は合宿免許を探しましょう。
fa-arrow-circle-down20万円以内で免許をとれる場所もあるのでかなりお得です。
送迎バスで教習所に到着
スマホのアプリで時間と場所を指定すれば来てくれたので非常に便利でしたね。
そして教習所に初めて到着した際にフロントで各手続きを済ませたのちに、教室に案内されて適性テストを受けました。
適性テストでは簡単な問題を解いたり、時間内にどれだけ解けるかといったような問題が出題されました。
そのテスト結果は後日渡されることになります。
免許の取得には重要な要素が含まれていますので本気で受けましょう!!
教習所で第1段階の学科と技能を受ける
教習では第1段階と第2段階に分かれているのですが、まずは第1段階の学科と技能を受けきる必要があります。
学科教習
学科試験に出やすい内容や問題も教えてくれたので教科書にしっかりとメモしておきました。
集団での講義なのでビデオの上映中に眠くなってしまう人もちらほらといましたが、教官に気づかれると教室から出されてしまうので気をつけましょう。
技能教習
そして1回の技能教習が終わるごとにアドバイスを受け、教習ノートにその内容をメモされます。
危ない運転をしてしまいそうになると、助手席に乗る教官が強制的に補助ブレーキを踏んで運転を止めてくれますから安心してください。
初めて車に乗った時はワクワクした気持ちになったのですが、実際に運転を始めると緊張して体がカチカチになってしまいました。(笑)
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- 学科試験は全部で10時限
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- 技能試験はATは12時限/MTは15時限
第1段階が終わると仮免許の取得を目指す
技能は修了検定、学科は仮免学科試験というやつです。
修了検定
うまくカーブできるかどうか、一時停止はきちんとできるか、狭い細道を脱輪せずに通れるかといった項目を細かくチェックされます。
100点満点中70点以上で合格なのでそこまできつい試験ではありませんが、緊張のせいか落ちてしまう人もちらほらといました。
確か試験中にやってしまうと一発で不合格になる項目があって、車をどこかにぶつけたり、一時停止をきちんとしないと試験が中止になり不合格になってしまうので注意しましょう。
技能教習をしている時に教えてくれるはずなので覚えておくことをおすすめします。
仮免学科試験
全てマーク形式で、文章を読んで○か×かを答えるシンプルな問題ですね。
50点満点中45点以上で合格なので一見厳しそうに見えるかもしれませんが、難易度自体はそこまで高くないのできちんと勉強していれば余裕だと思います。
私はスマホで勉強できるアプリを見つけたので、それを使って教習所に向かうバスの中で勉強していました。
fa-arrow-circle-downこのアプリのおかげでもちろん一発合格でしたよ!
第2段階の学科と技能を受ける
ここではより実戦向きの教習を受けることになり、公道に出て運転する機会が増えます。
また高速道路に乗ることにもなるので心の準備をしっかりとしておきましょう。
学科教習
応急救護というのは万が一の際に備えて、人工呼吸の練習をしたりすることです。
確か3時間連続の教習になるのでなかなか大変だった記憶がありますね。
通常の学科教習の方は第1段階と同じで、ビデオを見た後に黒板で解説を受けました。
技能教習
公道に出て目的地まで自分の力で行ったり、路肩に止めてみたり、高速道路に乗って80km以上出したりします。
なので人によってはかなり怖いかもしれないので、教官の言葉をよく聞いて周囲の安全確認を怠らないようにしましょう。
私が最も苦手だったのが進路変更で、ウィンカーを出してからハンドルを切る際に「もっと緩やかにしなさい」と注意されたのをよく覚えています。
それとバックで車を止める練習を何度もします。
ここでしっかりと覚えておかないと免許をとった後に自分が困ることになりますよ!
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- 学科教習は全部で16時限
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- 技能教習は全部で19時限
教習所を卒業するために最後の難関
それが学科は卒業前学科効果測定で、技能は卒業検定です。
卒業前学科効果測定
95問の正誤式問題で90問以上の正解で合格となります。
これも普段の学科教習の内容を覚えていれば解ける問題なので、きちんと対策していれば余裕で合格できます。
中には意地悪な問題もあるので、そういった問題に気をつけていれば大抵の人は合格できるはずです。
仮免の時と同様にスマホのアプリを使って勉強したので共有しておきますね!
卒業検定
落ちる人は落ちるというのがこの試験の怖いところ。
公道に出て運転をするのですが自然な流れで運転できているか、歩行者に気を配れているか、速度は出しすぎていないかなど事細かにチェックされました。
そして最後に自動車をきちんとバックで駐車できるかどうかも見られます。
あらゆるチェックを切り抜けて合格点を超えていれば、無事に卒業検定が合格となります!
私もかなり心臓をバクバクさせながら運転したのを覚えており、教習中のようなスムーズな運転はできませんでしたが一発合格することができました。
よく注意されていた進路変更ですが最終的にはうまくできるようになりましたし!
合格した人はそのまま卒業証明書をもらって教習所から卒業となります。
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- 駐車が出来ていなかった
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- 公道で他の車の流れにうまく乗れていなかった
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- 一時停止線を超えてしまった
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- ウィンカーの出し忘れ
運転免許センターで本当の最終試験
この試験で合格点以上を取ることができれば無事に免許証を取得することができます。
とはいえ全員が合格できるわけではなく、落ちてしまう人も結構な数いました。
「あと1問あっていれば......」という人もいたのでしっかりと勉強してから望みたいところです。
なので先ほど紹介したアプリを使ってギリギリまで勉強しておきましょう。
落ちたらかなりめんどくさい
というのも試験を受けるために朝早く試験を受けるための手続きをしなければならず、会場によっては平日しかやっていないところもあります。
ですからせっかく予定を空けて行ったとしても落ちてしまったらそれが無駄になってしまいかねないのです。
私は絶対にそれが嫌だったのでめちゃめちゃ勉強していきました。それはもう受験勉強ばりに。
中にはそこまで勉強しなくても合格できる人もいますが、自分は慎重派なので同じ問題を何度も解き直しましたね。
写真は変顔になりやすい
ですから私の時は座席に座った瞬間にシャッターを切られたため、やや半目の状態で撮影されてしまいました。
本当はもっと目を見開いてイケメンに取ってもらうつもりだったのですが、撮り直ししてもらえる感じではなくそのまま免許を交付されました。
なので絶対に変顔は嫌だという方は座る瞬間から気を引き締めておきましょう。
大学生は『通い』で免許を取るより合宿にしよう
ここまで教習所に通っていた経験談からお話ししてきましたが、結論を言うと「大学生は合宿免許がおすすめ」だと言うことです。
というのも私が通いで免許を取得するまでにかかった期間は半年以上だからです。
理由は以下の通りです。
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- 大学の授業やサークルの関係で平日はほとんど行けなかった
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- 土日の技能教習はいつも予約が埋まっていた(大学近くのため)
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- 途中でだれてしまった
もちろん自信を律して通うことができる人であれば、もっと早く取得できるかもしれませんがそのような人ばかりではないと思います。
また大学の近くにあるため通うのにはかなり便利だったのですが、その分予約が埋まりやすかったのがネックでした。
予約を取れたとしても週に1、2回しか技能教習を受けられないので学んだことを忘れてしまいやすいですし、なかなか先に進まないので退屈すると思います。
それに比べて合宿免許は2週間という期間でみっちりと教習を受けられるのが大きなメリットです。
私自身も合宿で免許を取りたかったのですが、入っていたサークルが合宿免許を禁止していたので仕方なく通いによる免許取得に決めました。(毎週のサークル活動に必ず参加する必要があったため)
ですから大学生は費用も安い合宿免許にしましょう!