自称進学校とは?その特徴とあるあるネタをまとめてみた!
この記事を読んで分かること
    • 自称進学校とは?
    • 自称進学校ならではのあるあるネタ

近年、高校に対して「自称進学校」という言葉をよく耳にします。

 

この記事を開いてくれた皆さんの中には過去に自称進学校に通っていた人、現在進行形で自称進学校に通っている人もいるかもしれません。

 

そこで、今回の記事では、そのような皆さんが共感してくれるような「自称進学校」についてのあるあるを紹介していきます。

自称進学校とは?

自称進学校とは?

そもそも「自称進学校」とはどのような高校を指すのでしょうか。

 

ネットの掲示板で生まれた言葉であるため、諸説ありますが、

    • ①偏差値50~65程度
    • ②生徒を束縛している
    • ③学力や進学実績は進学校には及ばない

等が挙げられます。

 

つまり、一概に勉強ができないとは言えないけれども、進学校にはなりきれなかった高校を指すと言えるでしょう。

自称進学校の特徴13選【あるある】

自称進学校の特徴13選【あるある】

多くの「自称進学校」と揶揄される高校で、実際に見られる特徴をまとめました。

 

普通の進学校に通っている人からすると、不思議なことばかりかもしれません。

塾に行くな

自称進学校では、塾や予備校に通うことはタブーとされ、学校の授業が第一とされます。

 

学校側には、「進学校である我が校の教えが絶対だ」という思いがあるのかもしれません。

進研模試

進研模試の結果のみで進路指導や学力等を判断されてしまいます。

 

模試と言っても河合塾や東進ハイスクール、駿台予備校等多くの模試があるにも関わらず、自称進学校に通っている生徒は、「模試=進研模試」という誤った認識をしている可能性が高いです。

地方国公立大を勧められる

自称進学校の教師は、多くの場合、地方の国公立大学を進めてきます。

 

国公立大学以外の進路を選択している生徒に対して、進路変更を提案することもあるようです。

 

隣の高校との国公立大学への進学率で競っているという学校側の事情があるかもしれません。

文武両道

「文武両道」という言葉を自称進学校では、耳にたこができるほど聞かされます。

 

中には校風として謳われている高校もあるようです。

 

勉強とスポーツが両立できてこそ一人前の生徒だという学校側の熱い思いが感じ取れます。

内職に厳しすぎる

自称進学校において内職は、絶対に許されざる行為です。

 

「授業に関係ないものを机上に出すな」「授業に無関係の参考書は没収する」という台詞を一度は聞いたことあるのではないでしょうか。

 

ちんあなご先輩
そして、実際に没収された人もいるでしょう。

 

自分の授業が一番だと思っている教師にとって内職は、自らのプライドを傷つける存在となっているのかもしれません。

受験は団体戦

この台詞も耳にたこができるほど聞かされた台詞上位に入るのではないでしょうか。

 

分からない箇所は、お互いに教え合って受験を乗り切ろうという魂胆かもしれません。

 

学校側からしたら団体戦ですが、受験生からすると受験は個人戦です。

 

ちんあなご先輩
受験生それぞれで受験のゴールは違うのにね!

 

例えば、地方公立大を目指すのと難関大学を目指すのとでは、勉強法や勉強時間等様々な点でズレが生じてきます。

 

ゴールが違う相手と切磋琢磨することは、悲惨な結果をもたらすことに繋がりかねません。

課題が多すぎる

どう考えても1日では終わらないほど膨大な量の課題が毎日各教科から出されます。

 

自称進学校に通う生徒にとって、課題を終わらせることだけで力尽きてしまうことが日常茶飯事です。

問題集の答えが配られない

別冊となっている問題集の答えが配られません。

 

授業で全部終了するまで答えは教師の机の引き出しに眠っているパターンがほとんどです。

 

解答解説の存在を、学年末に知った人や風の噂で聞くまで知らなかった人もいるでしょう。

勉強合宿

長期休暇中の一大イベントの1つに勉強合宿がありますが、全員が強制参加という、生徒にとっては恐怖のイベントとなっています。

 

長期休暇中に他校の生徒が遊んでいる間に自校の生徒の学力を向上させようという狙いがあるのかもしれませんが、生徒の意欲がない限り学力向上は計れないというのが実情でしょう。

数年に1回、東大京大合格者が出る

自称進学校とはいっても数年に1回は難関大学合格者が輩出されます。

 

東大京大合格者が出た暁には、教師たちは自らのお手柄と言わんばかりの雰囲気を醸し出します。

 

ですが、実際は生徒の本来の能力や隠された努力によるものが大きいと言えるでしょう。

ガチの進学校と比べがち

進学実績が伴っていないにも関わらず、ガチの進学校の進学実績と比較します。

 

難関大学への進学者を続々出しているガチの進学校と競っているように見せかけているだけで、学校の制度や校風等は進学校とは程遠く、形だけだと言えるでしょう。

 

この影響のせいで、自分の通っていた高校では毎回の体育で1500m走を課されました。

青チャート

数学の勉強として、自称進学校でほとんど採用されているのが、分厚くて重い「青チャート」です。

 

手に取った人には分かると思いますが、難易度はそこそこに高く、基礎ができていないと解けない問題が多くあります。

 

青チャートに手を出す前に基礎を固めることが優先されるべきでしょう。

 

3年生0学期と言われる

高校2年生の1月~3月が3年生0学期と言われ、「受験生としての意識をもつように」と、これまた耳にたこができるほど言われます。

 

これまでに紹介した「文武両道」や「受験は団体戦」と同様に教師が好んで、生徒の意欲を向上させるために用いられる言葉の1つです。

自称進学校の基準はどこから?【まとめ】

以上、自称進学校あるある13選を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

 

あるあるを基に、自称進学校の基準はどこからになるのかを一言でまとめると、学校側の意識の高さと実績が比例してるか否かにあります。

 

ちんあなご先輩
自称進学校は学校の実績のために、生徒を束縛します。

 

そして、自称はしているけれども実績は伴っていない高校がほとんどです。

 

一方で、進学校は自称せずとも実績があり、学校側が生徒に多くを強制することはありません。