みなさん、こんにちは!
ちんあなご先輩(@tomokiamino)です!
このページを開いたということは、
「どうやって勉強すれば一番効率がいいの?」
と思って来た人が多いと思います。
そんな受験生のために現役理系大学生のおすすめする参考書、問題集を紹介しつつ使い方を説明していきます。
でも、「お前誰だよ。信頼できるのか?」と思っている方も多いと思うので自己紹介を先にしておきます。
私は神戸大学の理系学部に所属しており、センター試験は83%、二次試験も学科上位10%の得点率で合格しました。また、塾講師のバイトを2年、家庭教師のバイトを2年しており高3の生徒に指導の指名を受けたこともあります。
なので勉強に関することは他の大学生よりも認識しているつもりです。
ここまで読んでいただいて、「なんだ神戸大学かよ」「俺はもっと上の旧帝大を目指すんだ」という方はブラウザバックしていただいても構いません。
私は現役東大生でも京大生でもありません。学力に関しては旧帝大の受験生には劣ることは理解しています。
逆に考えれば、「そんなに上を目指さないよ」「受験勉強始めたてで勉強の方法がわからないよ」という受験生にはぴったりの記事だと思うのでよければ最後まで読んでください。
おすすめの参考書だけが知りたいという方は途中の記事をとばしてもらっても構いません。
数学って難しくない??
「数学って難しくない?」「勉強してるはずなのにテストで点数が取れない」と言う受験生は少なくないと思います。
事実、私も勉強の方法を確立するまではほとんど点数が伸びず、特に記述式の数学の模試では半分にも届かないような数学弱者でした。
数学という科目は問題をひたすら問題を解いても、違った問題が出てくると解けないということが多いと思います。これには実は理由があります。
数学って暗記科目なの?
いまや色々なサイトで数学の勉強方法について述べられています。
私も受験生時代、Googleを開いてたくさんのサイトを調べました。
すると、数学は暗記科目だ!と書かれているページが多かったのを覚えています。
では数学は本当に暗記科目なのでしょうか?
答えは半分正解で半分不正解です。
もちろん公式や、この形式の問題の時はこの方法を使うということは暗記せざるを得ません。
覚えていないと何から始めたらいいかわかりませんからね。(笑)
ですが、受験本番で出される問題のほとんどはオリジナル問題で難しい問題になるとみたことの無いような問題が出てくることもあります。
そんな時に必要になるのが、論理的思考力です。
どうやって解き進めれば、自分の知っている形(問題)に持っていけるかということを思考する力です。
じゃあその力はどうやったら身につくの??
これが一番気になるポイントだと思います。
その答えはこれから紹介する問題集を繰り返し解くことです。
「なんだ、当たり前のこと言ってるよ」
と思う方もいると思いますが、ただ繰り返し解けばいいということではありません。
繰り返し解くとは?
「一度解いた問題を何度も繰り返し解けばいいんでしょ。そんな当たり前のこと知ってるよ」
そう思った方もいると思います。
では、それを実践できていますか??
もし、できているなら数学の点数が伸びなくて悩んでいるということは無いと思います。
また、むやみやたらに同じ問題を3回、4回...と繰り返せば言い訳ではありません。
勉強のやり方
では、肝心の数学の問題の解き方を教えます。
①まず、問題を読みます。
②その問題の解き方が頭の中にイメージできるか?できればその問題は終了。○印でもつけておきましょう。
③わからなければ、答えをみます。書いてあることがわかれば答えをすぐ閉じて解答を書き始める。
④答えをみてもわからなければ教科書や参考書を使って、その単元をもう一度読み直しましょう。
これが基本の解き方になります。
では、次に一度解いた問題について解説します。(基本は解いた次の日に解き直しします。)
①まず、問題を読みます。
②その問題の解き方が頭の中にイメージできるか?できればその問題の左上らへんにチェックマークと日付でもつけておきましょう。そして3日後にもう一度解き直ししましょう。
③わからなければ、答えをみます。すぐに思い出すことができれば答えを閉じて解答を書き始める。
④答えをみてもわからなければ教科書や参考書を使って、その単元をもう一度読み直しましょう。それでもわからなければ学校の先生などに質問しましょう。
ここで頭にしっかり入れておくことは、解き始める前に「公式は何を使うか」「何を求めるのか?」「どのように解き進めるのか」ということを頭にイメージすることです。
最悪、ペンで書くことができない場所(例えば電車、バス)でも頭の中で解き方をイメージするだけでも繰り返し解くことに含まれるのでおすすめです!
おすすめの問題集
青チャート
もはや受験生にとって必需品とまで言われるチャート式。色によって分かれているが、ほとんど大差がなく幅広く使用されている青チャートが一番おすすめです。
なぜチャート式がおすすめなのか、幅広く使用されているかということですが、やはり問題数の多さでしょう。また、例題がどれも良問ぞろいで下に解答が載っているため勉強しやすいと言ったところも利点です。
まずはこの参考書でそれぞれの単元の問題の解き方を覚えることが先決です!
一冊は持っておきたい参考書ですね。学校で配られているところも多く、学校で他の色のチャート式が配られている場合はそれを使用していただいて構いません。
先ほども言った通り、大差ないので。(笑)
大学への数学
この本もチャート式に近く、ややレベルの高い問題の例題が何問か掲載されています。
チャートが終わって、時間があればやってもいいくらいの認識でいいと思います。
では、なぜおすすめの一冊として書いたのかというと、チャートを完璧にやったけどどうも難易度の高い問題や捻られた問題が出てくると対応できないなぁ。という方に向けておすすめできるからです。
事実、私も神戸大学の問題が解けずに点数が伸び悩んでいる時期にこれを集中して解き、神大実践模試を受けた時に数学の点数が大幅にのびたのを覚えています。
なので、あくまでレベルの高い問題を解きたいという方に向けての問題集になります。
理系数学の良問プラチカ
有名大学を受験する理系受験生には広く知られているこの一冊。難易度は高めです。なので仕上げの一冊ですね。
チャート式を完璧にやってきた人には論理的思考力を鍛えるのにもってこいの問題集です。
その理由は全ての問題が様々な大学の過去問で構成されているためです。
大学の過去問は基本的に一筋縄で解ける問題ではなく、2つの単元の複合問題が含まれることがあります。
なので、数学を解くのに必要な力をつけるために使うことが推奨されます。
これと大学の過去問をやればほとんど終了ですね。
数学 基礎問題精講
プラチカみたいな難しい問題は受験にいらないから、もう少し優しいレベルの問題が載っている問題集が欲しい!という人にはこれをおすすめします。
問題数は少なめで、 チャートと並行しながらやっても効果的だと思います。
例)チャートで得た知識を使って、同じ単元の問題をこの問題集で解く。
といった風なやり方がおすすめです。
センター試験 赤本
センター試験を受けないという受験生にもおすすめなのがこの赤本のいいところ。
載っている問題のレベルは超基礎レベルのものからやや難しい問題まで。
なので基本的な問題で受験でよく出てくるような問題を演習したいという人におすすめです。
問題数も多いので私は夏休みに毎日1年分ずつ解いていました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
数学は勉強の仕方さえ間違えなければ最初はすぐに点数が伸びます。
今、数学に苦手意識がある人も根気よく繰り返し解くことで、問題のストックが増えていくので点数が出るようになります。
応援しています!頑張ってください。