・就職する前にパソコン操作に慣れておきたい。
今回は「大学生が身につけるべきパソコンスキルとは?資格は必要か?」というテーマでお話ししたいと思います。
この記事を読んでいる人の中には、大学生になって新しくパソコンを購入した人もいることでしょう。
生協で勧められたパソコンを買った人や、自分で電気製品屋さんに行って購入した人など様々だと思います。
現在、大学生の9割以上がパソコンを所持していることが調査で分かっています。
ですが7割以上の学生が「自分のPCスキルに自信がない」と答えています。
日本以外の世界の大学ではパソコンを使いこなすことは当たり前のこととして認識されています。
つまり学生時代にパソコンスキルを習得しておくことで、就活でのアピールポイントになったり、就職してから苦労することが減ります。
まだパソコンを十分に扱えていないと思う人はこれから紹介する『今のうちに身につけておくべきパソコンスキル』を読んでぜひ身につけて行ってください。
大学生が身につけるべき役立つパソコンスキルとは?
word | 役立つパソコンスキル
それ以外では、「報告書」、「マニュアル」、「論文」などの作成に使われます。
基本的にwordで文書を作成する際は、デザインを変えたり、見出しをつけることでいかに見やすくできるかという点が問われます。
仕事で最もよく使うソフトで、報告書を作成したり、会議議事録、見積書、納品書、企画書など、さまざまな書類をワードで作る機会があります。
こういった大事な文書をいかに素早く、見やすく作成できるかどうかで会社からのあなたへの評価が変わってくるといっても過言ではないでしょう。
excel | 役立つパソコンスキル
仕事で使う際には、売り上げの集計や在庫管理、年間売り上げの予測、顧客のデータの抽出など。
こういった作業はexcelの関数によって行われ、この関数によって数値を合計したり平均値、最大値、最小値などを自動的に算出することができます。
また、理系の人であれば使う機会が多いので知っている人もいると思いますが、グラフの作成にも使用でき、折れ線グラフや円グラフ、散布図なども作成できます。
こういったデータの入力やグラフの作成をできない人は多く、会社に入ってからの研修で苦労する人が多いと言われているので、時間のある今のうちに慣れておくことが必要です。
タイピング(ブラインドタッチ)| 役立つパソコンスキル
パソコンを初めて触るという人は流石にいないと思いますが、タイピングに慣れていないという人は多いのではないのでしょうか?
キーボードを1つ1つ右手で入力して文字を入力できることは素晴らしいことですが、多くの文字を入力する作業の際に膨大な時間がかかってしまいます。
特にその中でもブラインドタッチと呼ばれるタイピングの方法があり、キーボードを見ずに両手で入力できるスキルのことを指します。
パソコンで仕事ができると呼ばれる人のほとんどがこのブラインドタッチを習得しています。
これを習得するにはキーボードの配列を覚えて、自分の指に覚えさせる必要があります。
なので社会人になってから習得するには、練習する時間があまり取れず難しいのです。
しかも習得すればすぐにレポートを書く際に活用できるので、作業時間が短くなり遊べる時間が増えます。
1度覚えればすぐには忘れないので頑張って練習しましょう!
メール | 役立つパソコンスキル
友達に送るときのような送り方ではなく、正しいビジネスメールの書き方を覚えましょう。
例えば、大学の教授に連絡を取る場合で考えましょう。
件名はシンプルにしておくことが望ましいです。
例)件名:〇〇の論文に関するご相談
そして本文の最初では自分の情報を書くようにしましょう。
例)本文:〇〇先生。○学部○学科○年の(名前)です。
また教授へメールを送る際には個人メールではなく、大学のメールアドレスで送信しましょう。
また、メール本文の最後には署名をつけましょう。
例)
==========================
〇〇大学 〇学部 〇学科 ○年
(名前)
TEL:(電話番号)
E-mail:(大学のメールアドレス)
==========================
これらのことは必ず守るようにしましょう。
なお、就活で企業にメールを送る際にも使える形式なので、普段から慣れておけば他の就活生に差をつけることができます。
メールの形式以外では、ファイルの添付やccやbccなどの理解を軽くしておけば十分でしょう。
ビジネスメールはマナーとして必ず覚えておきましょう。
検索をする力 | 役立つパソコンスキル
また正しい情報と間違った情報の区別をつけられるようになることも大切です。
ネット上に掲載されている全ての情報が正しいわけではなく、間違った情報を手に入れてしまう場合があるのでどうやって調べて、どんなサイトで記事を読めば正しい情報が得られるのか知っておく必要があります。
また仕事でわからないことが出てきた時に全てを上司に聞こうとすると、できないヤツというレッテルを貼られてしまうので自分で調べる力は必要です。
もちろん、上司に聞いた方がより良い回答が得られる場合もありますが。
スマホの普及で日頃からネットを使う学生は多いと思うので、検索に関してはあまり問題はないとは思いますが一応書いておきました。
ショートカットキーを覚える | 役立つスキル
また、大学生活においてもとても役に立つスキルになります。
『ショートカットキー』という言葉を聞いたことはありますか?
windowsであればCtrlキー、macであればcommandキーを使って、普通ならマウスを使わないとできないような操作をキーボード上でできる便利なPC操作のことです。
便利なショートカットキーを紹介しましょう。
windowsでの操作 | macでの操作 | |
---|---|---|
新規ウィンドウ | Ctrl+N | command+N |
ファイルを開く | Ctrl+O | command+O |
ファイル保存(上書き保存) | Ctrl+S | command+S |
プリント(印刷) | Ctrl+P | command+P |
切り取り(カット) | Ctrl+X | command+X |
コピー | Ctrl+C | command+C |
貼り付け(ペースト) | Ctrl+V | command+V |
すべて選択 | Ctrl+A | command+A |
太字文字 | Ctrl+B | command+B |
この中で特によく使うのが、コピー、貼り付けだと思うのでまずはこの二つから覚えていきましょう。
マウスを持ち直す時間がなくなるので、作業時間を大幅に削減できます。
すぐには覚えられないという人にはこちらの商品がおすすめ↓
Google ドキュメント | 役立つパソコンスキル
Googleのアカウントを持っている人であれば誰でも無料で使えます。
まずGoogleを開いて、右上の点の集まりみたいなところをクリックします。
そして、ドライブという項目をクリックすればマイドライブというページに飛びます。
行き着いたページで右クリックをすると、すぐにGoogleドキュメントを使うことができます。
- パソコンでもスマホでも編集できる
- 複数人での同時編集ができる
という2点です。
パソコンでもスマホでも編集できる
スマホのアプリで「Google ドキュメント」を入れておけば、文書がクラウド上に保存されるため、インターネット環境さえあればいつでも編集可能です。
なので、パソコンが使えない電車の中などで作業をしたいときはかなり役に立ちます。
複数人での同時編集ができる
ドキュメントの公開範囲を自分で設定することで、他の人と同時に文書の編集ができます。
なので、別の空間にいながら通話をすることで会議をすることも可能です。
大学の授業で学んだことを記入したり、板書を写すことで友達と情報を共有することもできます。
あまり活用できている人を見ないので、これを使えれば上級者と言えるでしょう。
大学生はパソコンスキルに関する資格を取るべき?
私は一度マイクロソフトの人事部の方と、大学生のためのカフェでお話しする機会がありました。
そこでずばり就活や社会に出てからパソコンの資格は役に立つのか、必要なのか?という質問をしました。
人事部の方は日本人ではなく、国内に留まらず多くの人間を見てきたと話していて、結論から言うとパソコンの資格は必要なく、ほとんど役に立たないそうです。
では何が求められるのか?という質問を投げかけると、
資格などではなく、「実戦ですぐに使えるようなスキルの習得」と「多くの人間に出会ってほしい」と話していました。
なので資格にこだわる必要はないそうです。
最後に | 大学生が身につけるべきパソコンスキル
いかがだったでしょうか?
文中でも触れた通り、就活においてもアピールポイントになるのはもちろん、社会人になってからも役に立つスキルばかりなので大学生のうちに身につけておいて損はないでしょう。
こういったパソコンスキルはできない人が多いので、習得するだけで差をつけることができます。
この記事を読んだその日から1つでも取り組んでみましょう。
それでは!