みなさん、こんにちは。
ちんあなご先輩(@tomokiamino)です。
生活していると後悔することって多いですよね。
例えばその後悔が、「傘を忘れてしまった」とか「みりんを買い忘れた」みたいな小さな後悔であれば、寝たらすぐに忘れてしまうだろう。
では、「就活がうまくいかなかった」とか「受験がうまくいかなかった」というような大きな後悔だったならばどうだろう?
おそらく何日も後悔して眠れない日が続いたり、自分に自信が持てなくなるだろう。
これらの後悔の違いは何かと言うと、その労力に自分がかけてきた期間の長さによる違いだろう。
分かりやすいように例をあげると、
「みりんを買い忘れた」側の労力は、家からスーパーまでの移動によるものくらいである。
一方の「受験がうまくいかなかった」側の労力は、1年あるいはそれ以上の期間によるもので長期間である。
取り組んでいたことに費やしていた時間が長ければ長いほど、
「自分はこんなにも労力をかけたのにも関わらず、うまくいかなかった。この期間は無駄だった。」
と思ってしまうのだ。
ある本との出会い
私は一度、大学受験を失敗している。
その受験勉強に本気で取り組み始めて、費やした時間は1年と3ヶ月という期間だった。
なので試験結果をみたときは頭が真っ白になったし、しばらく食欲など出るはずもなかった。
そして年月が過ぎ、大学に入学してから3年が経過した時に自分にやりたいことができた。
そんな時に頭によぎったのが、「また失敗したらどうしよう。長い期間をかけて挑戦してもダメだったらこの時間が無駄になるんじゃないか。」
怖くて足を踏み出せずにいたのだ。
そんな時に出会った本がこの「ゼロ」という本だった。
この本との出会いで自分の人生観が大きく変わることとなった。
過去は無理だが、未来は...
受験が終わってから、「過去は変わらないけど、未来は変えられるよ!!」という言葉を何度耳にしたことか。
皆、口を揃えてそういうのだが肝心の方法は曖昧にしか教えてくれない。
「今、頑張ればきっと未来は良くなるよ!」
頑張るとは何を頑張るのか?
もうすでに受験期に頑張ったはずだが、あれでは足りないということなのか。
頑張りが足りなかったから失敗してしまったのか。
頑張るという言葉にはいつも疑問を感じてしまう。
結局、頑張るという意味はわからずに時間だけが過ぎていき、やってみる前からどうせ無理だと諦めてしまうことが増えた。
どうせ無理だと決めつけない
この本を読んで最初に学んだことが、「やってみる前から無理だと決めつけない、やってみたいと思ったことは全部する」ということだ。
人はあらゆる数字や言葉を聞いて、自分には無理だと思ってしまいがちだ。
もちろん、私自身もそうだった。
なので、すぐにはやってみようという気持ちにはなれなかった。
この本から二番目に学んだことは、「失敗したとしても人生が終わるわけじゃない、ゼロに戻るだけ」だと。
確かに私自身も現役時受験に失敗してしまったが、翌年に再受験をして合格することができた。
一度受験に失敗してしまったからといって、人生が終わりはしなかった。
その体験をしているので、この言葉はスッと頭に入ってきた。
私にとっては、200ページ以上に及ぶこの本の中でこの二つの教えが最も印象的だった。
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- やってみる前から無理だと決めつけない、やってみたいと思ったことは全部する
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- 失敗したとしても人生が終わるわけじゃない、ゼロに戻るだけ
未来を後悔しない
過去を後悔しないためにはどうすれば良いのか?
その答えは、未来を後悔しないことだと思う。
自分のやりたいことや目指したいこと、夢は追いかけるべきだということ。
もしもあの時、再受験せずに滑り止めの大学に通い続けていたら、今も落ちたことを後悔し続けていただろう。
遠回りをしてもいいので、多少のリスクを冒してでも挑戦することが大事なのだ。
そのためにも自分のできることからやってみる。経験する。
世の中には「最短で〇〇できる方法!」などのノウハウが売られているが、まずは自分でやってみること。
掛け算を覚える前に、足し算を覚えよう。
他者の力を利用する前に、自分の地力を底上げしよう。ゼロ
最後に
今回読んだ本は堀江貴文さんの「ゼロ なにもない自分に小さな1を足していく」でした。
この本は、
- 今、なにをしたらいいかわからない
- これまでたくさんの後悔をしてきた
- 大きな夢がある
といった人たちにおすすめできる本だと思いました!
気になった方はぜひ読んでみてください!
それでは!