・メリットとデメリットを知りたいな。
大学生になって、
「サークルに入って、大学生活を楽しむぞ!!」
と意気込んでいるあなた!
たくさん新歓を回って、たくさんのサークルの雰囲気をみて、迷った挙句に2つ以上のサークルに入ったという人は多いのではないでしょうか。
ですが先に言っておきます!それは、、、
兼サー(兼部)はそれなりの覚悟がいるぞ!!ということです。
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- 兼サーによるメリット、デメリット
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- 兼サーをおすすめしない理由
兼サーはおすすめしないと主張する私の自己紹介
自己紹介が遅れました。
私は、大学に入って20個以上のサークルの新歓を周り、
「ここは先輩が優しそうだな」
「ここなら過去問がたくさんもらえるかも?」
という風にいくつものサークルに魅了されました。
そして最終的に絞りきれずに2つのサークルに所属してしまいます。
しかも一つは週2確定のサークルで、もう一つはアカペラサークルだったので組んだバンド数に応じて忙しさが変わるという感じです。
当時の私は先のことなど考えずにそのアカペラサークルで3つものバンドを組んでしまいます。
つまり週3でバンドの練習があるということです。
また、サークルの会費も払わなければならないのでバイトも週2で始めました。
ただの計画性のないやつですね、はい。(笑)
その上、理系ですから余計に忙しくなるわけですよ。
これが簡単な自己紹介です。
大学生が兼サーをやめたほうがいい理由
勉強がわからなくなる
これが一番大学生としてきついんじゃないかなーと思います。
毎日ある授業ですが、当然復習などをしていないと次第にわからなくなってしまいます。
入学したての最初のうちはいいんですよ??
でも、内容はだんだん難解なものになっていくのでサークルの時間に追われて、勉強時間が減ってしまいます。
結果、テスト期間になんとか追い込んで内容はあまり理解してないけど単位をとることになります。
(もちろん、ここで落とす人もいます。)
内容が理解できていないと、その授業の延長にある来期の授業についていけなくなり、今度はさらに単位をとるのが厳しくなります。
賢いあなたならもう予想がつくはずですが、これを繰り返していくうちに授業に全くついていけなくなり、しまいには留年という危機もあります。
サークルの人と親密になれないかも?
「そもそものサークルに入る理由はなんでしょうか?」
仲間を作ったり、自分の居場所を作ったり、先輩と仲良くなって過去問をいただいたり、
いくつか目的は違うと思いますが、基本的に人との繋がりが目的でしょう。
ですが、兼サーをすることでそれが叶わないかもしれないのです。
例えば、サークルAとサークルBがあるとしましょう。
Aの方の先輩から「21日の夜ご飯に行こうぜ!」と言われていたとします。
この時あなたはBのサークルが18時までなので、「いいですよ!」と答えます。
21日当日、あなたはいつものようにBのサークルに行き、18時に活動が終わります。
そこでBのメンバーから「これから先輩たちとご飯行くんだけど、こない?」と誘われます。
ですが、あなたはAの先輩と先にご飯の約束をしていたので仕方なく断ります。
あなたはせっかくBのメンバーと仲良くなるきっかけを得ることができそうだったのにその機会を逃してしまいます。
もちろんAとB、逆の場合も起こり得ます。
このようなことが度々おきてしまうのが兼サーによる弊害です。
サークルは活動中ではなく、活動外のご飯や遊びでより親密になる可能性が高いので、このような機会をなんども逃していると中途半端な存在になってしまい、結果的に浮いた存在になってしまいサークルに入った当初の目的を達成できません。
「じゃあ、両方親密になれるように自分からたくさんそういう場を作ればいいじゃん!」
という意見もあるでしょう。
それもありだとは思いますが、あなたの時間は有限ではありません。
その分、勉強の時間とバイトの時間が減ることは覚悟しておきましょう。
お金がなくなる
兼サーをしていると困ってくるのがお金の問題です。
何にかかるのかというと、
- 会費
- 飲み会代
- 遊び
- 合宿費
- 道具
- 新歓費
といったものにお金がかかります。
両方のサークルの合宿に行くとなると10万円なんかすぐ吹き飛びますよ。
お金が必要になるということは、何をしますか??
そうです。バイトを増やします。
バイトの時間を増やすということは、友達と遊ぶ時間も減るし、勉強する時間も無くなりますよね。
上でも述べましたがあなたの時間は有限ではないのです。
バイトとサークルをしてたら大学生活が終わったという人は結構います。
サークルのお金をバイトで稼ぐために辛い受験勉強をしてきたのですか??
きっと当時のあなたに尋ねれば「違う!」と答えるはずです。
そもそも満足にサークル活動できないかも?
2つ以上のサークルに所属しているとおきてしまうことが、同じ日にサークル活動があると片方にいけなくなるということです。
「もう一つのサークルがあるので、その日はいけません!」
ということが続くと、そのサークルに馴染めなくなります。
当然だがいつもそのサークルに参加できる人たちはお互いの顔を認識し始め、会話も多くできるので親密になり、そのサークルにも馴染み始めます。
初めのうちは興味がなかったり、苦手だったりしたものも、何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。
そういった人たちの方が遊びに誘われる可能性が高いのも事実です。
あなたは、あまり知らない人間を自分から遊びに誘うでしょうか??
もちろん、絶対にかぶることがないようなサークルに入っていれば問題ないですが。
大学生が兼サーをすることによるメリット
「じゃあ、兼サー(兼部)って何もいいことないじゃん!!」
「してる人が結構いるのはなんで??」
もちろんメリットがあるからです!!
デメリットがあるものにはそれだけメリットがあります。
それをここでは紹介していきましょう。
知り合いが増える
当たり前ですが、所属するコミュニティが1つの人よりも多いため、関わる人間の数も自ずと増えます。
これにより、知り合いが増えるため自分と気が合う人間を見つけられる可能性が高くなります。
母数が多い方が見つけやすいですからね。
親友とよべる仲間を作ることができれば、あなたの大学生活はより一層輝きを増すでしょう。
10人の友達より1人の親友ですよ!
経験が2倍になる
1つのサークルに入っている人よりも多くの活動、人との交流ができます。
これにより、あなたが2つのサークルに所属しているなら普通の人の2倍の経験ができます。
また時間や予定管理が大変なので、そういった管理の練習にもなります。
若いうちから苦労しておくと、将来多少苦しいことがあっても過去の経験から乗り越えやすくなります。
なので、そういった意味でいうと忙しいことは自分の成長になりますね。
恋愛できる確率が上がるかも?
上でも述べましたが、人との交流が多いということはその分、異性との交流も多くなります。
たくさんの異性に会うことで、好きな人ができる可能性が高くなります。
事実、そういったことを目的に兼サーする人が多いです。
なので、大学に入ったら恋愛をしたい!という人にはいいかもしれませんね。
ですがデメリットのところでも述べたとおり、忙しくなると人間関係がおざなりになりがちなので逆に恋人ができないということも起こり得ますが。
まとめ | 大学生に兼サーをおすすめしない理由
兼サー(兼部)をすることによる、メリットとデメリットを紹介しました。
これを読んでどうするかはあなた次第です。
なぜなら、価値観は人それぞれ違うわけですし、その人の頑張り具合でどうとでも変えられるからです。
ですが、そういったよっぽどの自信がない人は兼サーはしないほうが無難でしょう。
それよりも1つのサークルで親密な関係を築き、自分の居場所を作る方が簡単ですから。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。